人から変わってると言われてきた
先日、中学の時の同級生たちに会う機会があり、ズバリ僕の当時の印象を聞いてみました。
そしたら、みんな口を揃えて言いました。
「一ノ木は変なやつ」
それを聞いた時に僕は特に厭な気持ちになったりはしませんでした。むしろ、本望でした。
というのも、昔からから僕は他人と一緒(距離感もそうだし思考もそうです)が厭でした。
とにかく、大勢の中のひとりになることは避けたかったのです。
だから、発達障害という特性もあるでしょうが、むしろ僕自身が「変なやつ」になろうと望んでいたところがあります。
その真意というのは、大勢の中に入りたくなかったからだったのではないでしょうか。
皆と同じ考え方をすればマジョリティになるし、その逆ならばマイノリティに属せる。僕はマイノリティの中で生きていたかったのだと思います。
過去の記事の中で「3人以上での会話がしんどい」という話をしました。
それにも繋がってきます。
大勢の中にいると脳が疲れるのです。
そういえば、と思い出したのですが、学生の時にピアスを開けていたんです。左耳に3つ、右耳に3つ、右眉に1つ、唇に1つ。
今はもうひとつもないですが、そんなピアスをたくさんつけた輩に好意を持って近寄ってくる人は少ないですよね。
自分が変なやつでいようと思ってこれまで生活してきたのは、自分の守るための手段だったのかもしれません。
これからもマイノリティの中で生きていければと思っています。
しかし、実際の生活、つまり生きていくためにはマジョリティの中に入っていかなければならないのが現状です。
主治医の先生も一ノ木さんは特性上ひとりで仕事する方が向いてるよと言います。それは同感です。
できることならそうなりたいですね。
今は濁流に飲まれながら大小様々な石にぶつかりながら、ただその流れに身を任せています。一体、僕はどこに流れ着くんでしょう。
それも自分自身の考え方や行動次第なのでしょうが。
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