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服飾学生がSHEINの購入品紹介してた

『現役服飾学生のSHEIN購入品紹介!』がInstagramのリールに流れてきた。結構驚いた。
服や縫製を誰よりも愛している人が服飾専門学校に通っているのだと勝手に思っていた。
奇抜な服装で街を出歩くことの免罪符のためだけに在籍している人もいるのだろうか。服飾専門学校に通っているならば、デザインから縫製、広告など服の生産や販売にかかるコストを学ぶものではないのだろうか。本来服の生産にかかるコストと、SHEINで売られている服の値段のズレが大きいことに何も感じていないのだろうか。

“自分が夜通しデザインを考え、生地やディテール変えて試作を繰り返し、縫製を請けてくれる業者と何回も打ち合わせをした渾身の一着”のデザインを丸パクリした、こだわりもクソもないペラペラの生地の製品があっさりとSHEINで700円で売られていたら悲しくはないのだろうか。

とはいえ、私は服飾専門学校での学びについて何も存じ上げないため、私がイメージする服飾学生像は私のただの妄想であり、理想の押し付けにすぎないのかもしれない。


なお、参考として服の生産にかかったコストをECサイトで公開しているブランドとして私の知る範囲ではアメリカの『Everlane』、日本の『10YC』がある。就職してお金を得たら是非とも購入してみたいと思う。




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