のぐち いちろー

スポーツ観戦大好きな松坂世代 前メディア業界紙記者。元自動車業界紙記者、編プロ編集者。…

のぐち いちろー

スポーツ観戦大好きな松坂世代 前メディア業界紙記者。元自動車業界紙記者、編プロ編集者。スポーツカメラマン。立教大コミニュティ福祉学部スポーツウエルネス学科と春日部共栄出身も、競技歴は中学まで にしむらゆうじ先生ファン

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  • 一日一恥

    • 187本

    人生と言う名の旅の恥を書き捨てていこうという試み。リレー形式にて、あんなこと、こんなこと。

最近の記事

最強チャンピオンの源泉 ――ボクシング元世界王者内山高志

 お久しぶりです  現在、勤め先のコロナ事情から更新ができていません  今日は、2019年6月に書いた宣伝会議・編集者ライター養成講座の卒業制作をあげます。ボクシング界伝説の王者・内山さんにご協力いただいたおかげで、優秀賞をいただけました。  コロナ前で現状と合わない部分もあるかもしれない点は、ご了承ください  何と、インタビューはわずか15分。聡明な内山さんによる即答で、できた記事です ~  「ビビりなのかもしれませんね。休んだら悪いことが起こるとか、考えてしま

    • 短文バトル15「本の読み方」

       「自分の主観・意見は置き、筆者の主張を理解しなさい」  国語・長文読解の受験対策の基礎を、40歳になる今でも心掛けている  先日直木賞を受賞した馳星周作品との出合いがあったからだ。大嫌いな作家の作品を、大好きになった経験――  サッカーの2002年日韓ワールドカップで、日本代表は初めて決勝トーナメントに進出した。私は、代表監督のフィリップ・トゥルシエが大好きだった。  たまたま行ったトークショーで、トゥルシエは熱弁。基本的なことも懇切・丁寧に。 「日本代表にキャプテンは

      • にしむらゆうじのLINEスタンプ にはまっている話

         LINEを使っている人は、このキャラクターを見たことはあるだろうか。  「ごきげんぱんだ」。文字付きが特徴の、少しとぼけたキャラクター。  LINEモバイルのTVCMで本田翼と共演も果たしている。  私は、にしむらゆうじが描くキャラクターが大好きだ。スタンプを集め続けた結果、100種類を超えた。   「ごきげんぱんだ」や「こねずみ」「ラブラビット」ら、さまざまな動物キャラがいる。  私の推しキャラは「考えすぎぴこちゃん」。 公式ラインによると 「ふわふわの見た目

        • ※ネタバレ注意 祝・直木賞受賞!!馳星周『少年と犬』読書記

           ※一部ネタバレします。    大好きな馳星周が直木賞を受賞した!  実に7度目のノミネート。ネットでも「あれ?まだ取ってなかったの?」という声が上がっていたほどの実力者。  文体に大いに影響を受けたくらい大好きなのに、最近読んでいない。調べると愕然。11年前の『沈黙の森』がラスト。それ以前は全部読んでいたが、言い訳にならない。読まねば!    本を開いた瞬間、ため息が出た。「短編か。。」  短編も嫌いではない。『クラッシュ』(2003年)は面白かった。ただ、長編の方が好き

        最強チャンピオンの源泉 ――ボクシング元世界王者内山高志

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          短文バトル14「毎日」

           初めて正社員になったのは、34歳になる年だった。  大学を10年遅れて卒業したくせに、就職活動は編集者・記者のみに絞っていた。  就職できたこと自体、奇跡だと思っていた。   就職活動での情報共有を同級生としなかったから、知識が乏しかった。 「ブラック企業」という言葉は知っていた。でも、フロント企業のことだと思っていた。    入った会社では、「るるぶ」や「散歩の達人」を製作。  ただ、労働状況は ・平日は9時30分~、土日祝日は13時~、ともに23時30分まで。休みはほ

          短文バトル14「毎日」

          短文バトル13「泣いた日」

          「アメリカに勝てる!」勝利を確信した瞬間、涙が出てきた 野球の世界一を決める2009年WBC準決勝。日本らしい細かい野球で、アメリカを投打に圧倒。完勝だった 日本代表は06年大会に続き連覇がかかっていた。06年は優勝したが、アメリカには予選リーグで惜敗 当時、アメリカ・メジャーリーグ賛美の風潮に不満を持っていた。日本野球の方が強い。その思いで、スポーツ雑誌の読者欄に投稿したこともあった しかし、11年たった今でも、日本野球はメジャーリーグを超えることはできていない

          短文バトル13「泣いた日」

          短文バトル12「父との記憶」

          父の香りと認識していたのが、タバコのにおいだと知ったのは、大きくなってからだった 中学生の頃、喫煙していた。タバコがうまいわけでなく、友だちの前でいきがっていただけ 地元の中学校に通っていたので、母の耳に入った 父は「一郎は吸っていない。喫煙者はわかるから、安心しろ」と、母をいさめた。私の喫煙が両親にばれることはなかった。父の箱からも抜いていたのだが 喫煙者の父は、私においには気づくことはできなかったようだ 父に申し訳なくて、四半世紀経った今も話していない

          短文バトル12「父との記憶」

          短文バトル11「アルコール」

          2月、新型コロナ対策で「アルコール消毒綿」を購入した。マスクとともに品薄になる中、ドラッグストアを数店巡り、手に入れた。スマホや手帳など外に出したものを拭くことが、新たな日課になった そのおかげか、都心への通常出勤でも新型コロナ感染症を発症していない 「コロナ前」のアルコールは、人生の潤滑油。しらふではできない人との交流を、助けてくれた。辛い時に、付き合ってもらったこともあった。今は健康を守ってくれている 終息したら、みんなで思い切り呑みたい

          短文バトル11「アルコール」

          短文バトル10「最近買った」

          新型コロナ対策で、ウイルス9割カットの花粉メガネを買った 感染したくない テレワーク不可、都心への通常出勤。発症したら、最短でも3週間は働けない 無症状感染していれば、人にうつして殺めてしまうかもしれない。人生初の恐怖感 約3か月、職場以外の人と会っていない。飲食店にも入っていない 規則正しい生活。食前後やトイレ時はもちろん、数秒でも人と会話したら、手洗いとうがい。帰宅後は、即シャワー。外に出した物は、全て消毒か洗濯 どこまで対策すればよいのだろう ※画像は購

          短文バトル10「最近買った」

          短文バトル第9回目「靴」

          昨年9月、右足をつくと激痛が走った。診断結果は「アキレス腱炎」。原因は靴。7月に普段着で通勤可能な会社に入社。平らな靴底が、アキレス腱への負担になったようだ。 即効性のある治療はなく、休ませることで回復するという。 対策としてスニーカーを購入。その際に店のサービスで足を診断。重心位置が平均よりかなり前だと判明した。インソールも手に入れ、平らな靴も履けるようになった。 趣味のジョギングで20キロ走っても痛めたことのない箇所。日常の重要性を実感した。

          短文バトル第9回目「靴」

          短文バトル第8回目「コーヒー」

          コーヒーはインスタントに限る 毎日15時すぎにコーヒーを飲む 嗜好ではなく、健康のため。15時に飲むと肝臓に良いらしい。眠気覚ましにもなる。安物で十分 ドラッグストアで安価のコーヒーの素を発見した。「インスタントコーヒーではありません」安いのに質がいいってこと?ラッキー♪ 作ると、お湯に溶けない。レギュラーコーヒーというものらしい ホームセンターで最安のフィルターとコーヒーメーカーを購入、600円 後日、100円ショップでフィルターとコーヒーメーカーを発見、200円

          短文バトル第8回目「コーヒー」

          中学生女子に完敗 短文バトル「手紙」

           10年以上前、10年ほど塾講師として小・中学生に英語以外の主要教科を教えていた。生徒はいい子ばかりで、授業を進めることに支障はなかった。  唯一の問題は、中学生女子が授業中に隠れて回す手紙。授業妨害ではないが、集中力は確実に落ちる。  講師は後ろの席の生徒の様子はよく見える。一方、生徒は気が緩む。何度も手紙を「摘発」した。  講師としての晩年。一番前の席に座る天然な生徒が、手紙を落とした。最前列はよく見えない。一体、どれだけの手紙を回されていたのだろう。

          中学生女子に完敗 短文バトル「手紙」

          「米光講座」で得た意外なもの

           宣伝会議「編集・ライター養成講座 即戦力コース 米光クラス」(以下「米光講座」)が今日、最終日を迎える。昨年9月に開講。台風や新型コロナの影響での授業の延期があった。最終回はオンラインでの講義となる。  編集者・記者として5年が経過していた私は、スポーツライターを目指し、一昨年12月から「編集・ライター養成講座 総合コース」を受講。ステップアップを目指し「米光講座」に通った。  「米光講座」では、「プチ専門」の決定と関連記事をnoteでの公開が課題となった。  スポーツ

          「米光講座」で得た意外なもの

          短文バトル第6回目「部屋」

           自室の鴨居に、よく頭をぶつける。昔仕様の古い家、現代人の中でもデカめな183センチのおれ。  急いでいる時に限って悶絶し、やり場のない怒りに襲われる。  家に罪はない。己の不注意が引き起こしていることなのだ。  用心、用心。そんな思いで、ドアの上に斉藤一人さんの「天国言葉」を貼ってみた。きれいな言葉に、心が洗われる。うん、よい感じだ。  いざ、出発の時。時間がない!早く出ねば。  ゴン!  またぶつけた。痛い。天国言葉が嘲笑っているかのように感じ、余計にイライラ

          短文バトル第6回目「部屋」

          短文バトル第5回目「遅刻」

          高校生の頃、遅刻の常習犯だった。留年がないシステムをいいことに、怠惰を極めていた。 それでも、ギリギリならば間に合わせようとはしていた。  ある朝、自転車で急いでいると、目の前でトラックのドアが開いた。間一髪避けたが、転倒。ケガはなかったが、運転手が心配した。やりとりに時間を使い、遅刻。 学校に着くと担任から詰問され。事情を伝えた。 「自転車は大丈夫だったのか?」 は?おれじゃねーの? 高校での態度は改善されなかった。一生分の遅刻をしたので、今はしない。

          短文バトル第5回目「遅刻」

          コロナ自粛の中で

           7割の人が、外出の自粛やイベントの中止にストレスを感じていないとは。おれって、世間からズレているのかな。。  朝日新聞社が3月14、15日に行った世論調査で、意外な結果があった。 Q 新型コロナウイルスの感染拡大で、外出の自粛やイベントの中止などが広がっています。あなたは、このことにストレスを感じますか。それほどでもありませんか。 A ストレスを感じる 33 それほどでもない 65 その他・答えない  2  7割の人がストレスは大きくないと答えている。14、15日は学

          コロナ自粛の中で