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【エッセイ】大人行きの学生

こんばんは、来月6回目の車検を受ける一葉です。14万kmを越した車ですが、乗り潰そうと思っています。できるなら車の無い生活をしたいくらいです。乗り潰したら、車を所有しないという生活にシフトしたいなと思っています。でも宝くじが当たったら一番にFIATに行くつもりです。(買うんかい)(イタ車好きです)


さて、今日は9月も終わり頃。長い長い大学生の夏休みも終わり頃。ということで大学生の話でもしましょうか。

一葉は土日、イベント関連のバイトの仕事に入っているのですが。イベントの仕事は炎天下だったり、大雨の中だったり、重い什器を運んだりと、もうそれは体力的には過酷な現場仕事なので、体育会系の大学生が多く登録されています。そんな中、おばさん(一葉)がポツン。大学生たちはキラキラしていて、かわいくて毎度パワーもらいます。今年は4年生率が高く、春にはごっそり卒業しちゃうので寂しいくらいです。

緑のトレンチコートを着たバイトの男の子に向かって「青島やん」って言ったら、「誰っすか?」って言われました。踊る大走査線…知らんらしいです。事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ…を知らんらしいです。しょんぼりしました。

その男の子、もう少ししたら好きな子が誕生日みたいです。みんなでカレー食べながら、プレゼントとか告白のシチュエーションとかを考えたりしました。ちゃんと青春してますね。

とある女の子、この夏、体力オバケみたいに毎日のようにバイト入ってました。やる気やんって茶化したら、遠距離恋愛中の彼と冬にオーストラリアに旅行に行くそうでお金貯めていたみたいです。ちゃんと青春してますね。

爽やかボーイ、やっと実習が終わって、10月から病院面接のようです。冬には国師が迫っています。みんなに会いたくなって単発でバイト入ったみたいです。バイト終わって、何人かで公園でバレーしました。ちゃんと青春してますね。

そんな彼らから、私は青春をお裾分けしてもらっているわけです。

戻るなら、部活帰りにコンビニで屯していた頃。戻るなら、夜練が終わって大声で応援歌歌いながらテニスボール雑巾で拭いてた頃。戻るなら、自転車の後ろ乗って虹の麓を追いかけた頃。

戻るなら、そうですね、やっぱり青春のど真ん中に戻りたい一葉です。

と書いているうちに、青春行きの…ではなく濁った世界行きのバスが迎えに来ました。いざ大人の社会へ。(仕事行ってきます、今日は金曜日だヤッホーイ!)

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