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10日目【教師の賞味期限】自動採点で教師はオワコン 個別最適化教育 (全14日)

◆自動採点で人間の教師はオワコン
生徒:「2次方程式の解の公式を知って何の意味があるのですか?」
昔からよく耳にする、数学を勉強する意味を問う質問です。
では、こんな試験問題を出題してみてはどうでしょう。


人間教師には採点出来ない論述問題

(1)解法で“2次方程式の解の公式”を用いる問題を作成せよ。また、その模範解答を記せ。
(2)“2次方程式の解の公式”を知ることにより、あなたの人生においてどのような意味があるのかを400文字程度で論ぜよ。

この問題であれば、今までのように『学ぶ意味・必要性』を知らないまま学ぶのではなく、生徒は自分が何のために何の勉強するのか、をいちいち考えながら学習していきます。これは、『何も考えずに学習する受動的な学び』から、『自分で考えて学習する能動的な学び』へと進歩するのです。
ところが、このように有意義な学習は、学校で行われることがありませんでした。
なぜなら、【教師が採点することができない】からです。つまり、教師の能力の限界を超えているのです。

このような問(論述)の採点をするには、どのような能力が必要なのか
・日本全国で同じ基準
・手間・時間=マンパワー
・公平・正確

このような能力は人間にはありません。そう、人間の教師には不可能ですが、AIが教師となったらどうでしょうか。これが可能となるのです。
つまり、生徒にとって有意義で必要性のある授業は、人間の教師には不可能であっても、AIが教師になれば実践が可能になるのです。

◆個別最適化教育
AIの先生であれば、
【人間が考えうる全教科の問題+日本全国の生徒のデータベース】があるので
各々の生徒に対して、その生徒の学習履歴から最適の学習動画を個別に提供し、その生徒が解いた“証明・論述”問題の答案用紙はその場で瞬時に添削します。
人間の教師には、遠く及ばない高レベルの授業です。
これより、人間の教師の賞味期限は、【“証明・論述”問題の自動採点が普及する】までだと分かります。遅くとも5年、データベースが出来るのは10年以内でしょう。

■只今、【10日目(全14日)】YouTubeの毎日ショート動画投稿を実践中!
◆生成画像AI
・DALL-E3
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◆生成動画AI
・Creative Reality Studio
・Canva
◆音声
・音読さん
・VOICEVOX
◆音楽
・DOVA-SYNDROME

◆自己紹介
「AI時代の教育」の第一人者として、全国規模のプレゼンや大学での講義、YouTube等で教員の啓発をしています。
国家プロジェクトを担った世界初の開発に成功し特許も取得した元半導体技術者、現高校教師。

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