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移住して2年半。見失いかけていた「何のために移住したのか」の再設定

移住して2年半が経ちましたが、人生の師匠と呼べる人ととある機会で飲んだことで、この期間で自分が「なんで移住したんだっけ?」を見失いかけていたことにハッとしたので未来の自分のためにまとめておこうと思います。
※Facebook投稿の原文に画像やリンクを添える感じで行きます

2021年11月12日Facebook投稿内容

移住してから3年、誰にも言えなかった悩みを師匠に相談できたことで「心が折れそう」とか調子こいてた自分の心が実はボッキボキに折れていたことがわかった。

だがそんなタイミングで応援してくれる人と話をして心が決まった。雲が晴れ渡っていく感じです。

何のために移住したのか?アルペンの世界チャンピオンを目指す子どもたちに「夢の道は続いている」ことを見せるためだ。

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決めるのは子どもたち。そのための環境、コーチ、道具、練習、全てでチャレンジが必要だ。
子供が夢に突き進むその道が整備されていることを優先順位の第1位に据え続ける。

3年前の自分は大企業の開発拠点で毎日出社していた(しないと仕事にならなかった)が、いずれ練習のために海外にスキー拠点が出来たときに一緒に行けるようにテレワークですべての仕事ができる仕事と環境を作ってきた。

大好きだったラグビーにも区切りをつけた。一緒に戦った仲間は一生の友達だし、またラグビーを通じて会えたなら美味しい酒が飲めるだろう。現役の皆んなの事はどこまでも応援したい。

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観光地としての志賀高原に居を構え、最高の練習場をさらに最高にするためにスキーシミュレーターを宿におけるようにそれこそゼロから事業計画書を書いて融資を取り付けた。今は宿の新しいコンテンツとして稼働しているが、うちの子供が世界で一番乗り込んでいる小学生だと思う。
シミュレーター沢山乗ってたら速くなるか?は誰も分からない。誰もやってない挑戦だし、そもそも乗っているだけじゃないし。
世界の景色を知るコーチの元、実現する手段を作り続けてきたしこれからも作り続ける。

新型コロナウイルスが流行した当初、学校休校を受けて子供の体験設計で苦慮する保護者向けに休校発表後2日で子供受け入れプランを作成し2020年3月に実行、テレビにも取り上げられさらに利用者が増えました。

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まちづくりに関わるのも、自分が見てる範囲の地域課題を地域内の脳みそで解決するのには限界がある。地域外の人との交流の中で助けてもらいながら価値を提供し合う、そんな文化を作る必要がある。地域側でそれが出来る人が必要、だから志ある友達に助けてもらいながら1つ1つの体験を作り、いつか文化になる手段を模索してきた。

IT学生の育成は天啓として出会えた職業だ。今は首都圏の学生を主に育てているがITこそ地域差のない育成が可能。いずれは長野県からITリテラシーが高い若者を沢山排出できるシステムに挑戦したい。

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そんな世界観でやっているが、大変素晴らしい友達がたくさんできたので、今後は自分のメンタルバランスを崩すような、本来の目的が達成できないような時間の突っ込みはせずに近くにいる友だちと「本気の人を応援する」というスタンスに変化しようと思う。本気じゃない人を助けるのは疲れたしもうやらない。

全ては「子供の挑戦を支える」ことに収束する。どうせ死ぬし人生は一度。やりたいようにやります。

出来る方法を死ぬほど考えて達成するだけ。
子供が自分で決める道だけど、やりたいと思っているのに諦めることだけはさせない。何より私が死ぬときに必ず後悔すると今から分かるから。

友達に感謝。与えられた環境に感謝。
いただいた恩には1つずつ返せるように地道にがんばります。

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自分に嘘をつかない。人生のイニシアチブを自分の中に取り戻すこと。未来を創ろうと思います。

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