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前編:元営業マンが無化調煮干醤油ラーメンを自作するまで【イエ麺】

猫舌の人全員あたまよわいから毎回根拠のない自信で今日はイケる気がしてアツアツのスープを一口、絶対にやけどする。
こんにちは、イエです。

先日投稿した自己紹介noteの反響、驚いてます。
感想もスキも嬉しい…ハート
ありがとうございます。

1人で写真撮ってる時間の虚無。Life gose on.

https://note.com/iechan_yoru/n/nb0d65e739add?sub_rt=share_b

まだ読んでない?まってるからいってきて


ところで、皆さんラーメンは好きですか?
僕は軽率に愛しています。町中華で出てくるクラシック中華そばも大好きですし、今流行りの麺線がビッチィ…!と揃ったビジュいいイケ麺も大好きです。スープが泡立つ臭ぇ博多長浜豚骨も好きだし、二日酔いの昼にカタメコイメスクナメで頼む家系ラーメンも好き。家系はほうれん草が本体だけど。
(ここまで息継ぎなし)

突然現れたギャル「オタクく〜んw
好きな話題になった瞬間特有の早口じゃ〜んw」

興奮します。

さて愛の偏りがビックラブすぎる話になるので今回は二部構成になります。

前編では『ラーメンを作ろうと思った狂気の動機〜ちょっと考えれば絶対食べに行った方がええってわかるやろコスパ悪すぎィ!〜』について。
後編では『いざ実践!苦労と苦難の連続〜ラーメン作りにはリセットボタンがない。ほんま人生〜』について、書いていきます。


それではいってみよっか!!!


①人は好きなモノを"集める人、作る人"に分かれる

前者は好きなモノ、人のいる場所に足を運んだり、コレクションして楽しむ人。
そして後者はコーヒーを豆から挽く男、カレーをスパイスから作る男、付き合わない方がいい男3C。

より真実に近い意訳をするとカメラが趣味でクリエイターを名乗る男、が上記二つに追加されるわけ。
(筆者の女友達からの赤裸々な意見より抜粋)

僕はどちらかと言うと今まで前者だったんだけれど飲食業という"自分の料理で目の前の人を笑顔にできる"特権を得てしまったから、本当に軽い気持ちで『ラーメンをスープから作る男』になりました。
絶妙にモテない。こだわりと思想がつよそう。


②ラーメン屋以外のラーメンに満足した回数、0

そして立ち塞がった最大の壁がこれなんですわ…
オタクなので当たり前なんだけど居酒屋とかバーで出してるラーメンが専門店のラーメンを越えるはずがない。だから今まで作る気も置きなかったと。

ここで疑問が生まれます。
バーで出されて嬉しいラーメンってなんだろう。

【現実】
お店側:
特に何も考えず美味しいラーメンを作りたい!
∟結果、専門店に勝てるはずもない。設備や材料費、ノウハウもない。あるもので作ってる工夫がない。
お客様側:
メニューにラーメンがあるから頼んでみよう!
∟お気に入りのラーメン店で食べた方が美味しいな。

なので最初に考えたのは、ラーメンのテーマです。
僕は『美味しいの最大公約数をとる』としました。

https://youtu.be/PBI4vwMxZzw?si=fAjyiNU6OBuEbP_K


どういうことかと言うと、10人中9人が美味しいと言ってくれて、ある程度万人ウケもしながら、驚きがあるようなラーメンです。

じゃあ万人って、誰だろう。

次に、提供するお客様について。ここが大切だったと思うし、腑に落ちたからラーメンを作り始めたといっても過言じゃない。

当時僕らのお店に訪れるお客様は、年齢は20代後半〜40代前半、男女比率は半々くらい、席が混み合う時間は23時ごろから深夜にかけて、二軒目以降が多いためお酒はすでに飲んでらっしゃって少し塩分や汁物が飲みたい、麺は多すぎない量、経済的にも生活に余裕があり舌が肥えてるためシンプルなものを好む…などなど。

3ヶ月限定ポップアップ営業したお店

特に大事なのは、お酒飲んだ人が食べたいラーメンであることだったんです。ここが普通にラーメン食べに行くときとの決定的な違いになりがちだったから。

ここから絞り込んだ結果が
『無化調煮干醤油ラーメン』でした。
(味は塩でもないし、スープは鶏だと焼き鳥屋のラーメンのイメージと差別化しづらい。お店で出すなら絶対に化学調味料はいらない、でも変にこだわったものだとそうじゃないんだよな感が出ない。今食べたかったのはこれだよこれ!感がほしい)

結論、僕はタイトルにある「ラーメン屋以外のラーメンに満足する回数」を1にする、には下記の状態が適切だと思ったんです。

【理想】
お店側:
訪れたお客様の現状を正しく把握して、お酒を飲んでる人にウケるラーメンを提供する
お客様側:
お酒が入ってる状態で食べたいラーメンが、居酒屋で食べれちゃう!の気持ちで食べる

なので提供する際の説明にも、トッピングや麺、スープの量についてもこのこだわりをギュギュッと詰め込んでいくのですが…………
まって!愛重い!笑


前編はここまで!後編にご期待ください!

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