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住宅探しの際見落としがちなこと(前面道路)

住宅探しの際見落としがちなこと(前面道路)

 まだ築浅なのに売却の相談。その理由は様々です。
 離婚や隣人トラブルが多いように感じますが、他にも「車の出し入れが苦痛」というものがあったりします。

 基本的に物件見学の時間は土日祝、平日であっても日中ですよね。これでは平日の朝の前面道路状況は確認できません。
 信号機が物件の目の前などであればわかりやすいかもしれませんが、そうでなくても渋滞しやすい道というものはあります。
 特にそれが帰宅時

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キャッシュフローの改善

キャッシュフローの改善

キャッシュフローの改善を提案する際、最も多く提案されるのが「長く働く」ということ。
但し、あまりにも先のことに期待し過ぎてはいけないとも思う。

長く働けば、もっとお金の面で豊かになれる、その程度で考えておかなければ本当にいざという時にどうにもならなくなる。

キャッシュフローを作ってもらう時は、自分の意思をしっかりと伝えないと意味がない。

心証

心証

私が不動産業界へ入った際、まだまだ銀行は「貸してやる」というスタンスだったように思う。
それなりに属性がよくなければ、フルローンは難しかったから。
そんなイメージだったから、初めてお客様が銀行員と会う本申し込みには正装で向かうお客様も少なくなかった。

正直、私は今でもこれが影響することはあると思っている。
もしも融資当落線上にいるのなら、出来る限りプラスの材料を出し、マイナスの情報を上回るように

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支払い遅延

支払い遅延

住宅ローン相談がきっかけになって、初めて自分の常識が間違っていることに気付く人も多い。

「延滞はありません!」

と申告をもらったものの、否決回答。
来店いただき信用情報を開示すると直近月に遅延の表記。
直近で支払い遅延は厳しい。

話を聞くと、クレジットカードの引き落としが出来ていない旨のハガキが来たものの、支払いをしたから大丈夫だと思っていたようだ。
カード会社にもよりけりだが、原則約定日に

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ローン特約

ローン特約

フラットの代理店を6年ほどやっていて、初めてホームページを見たんですが…という問い合わせ。

涙声だった。

注文建築中、会社を退職しローン実行が出来なくなったとのこと。
手当たり次第金融機関やローン取扱い会社に電話しているらしい。

私は良い提案が出来ず、この方がどうなったのかはわからない。

実行まで時間のかかる取引のリスクを、我々が思っている以上にお客様は軽く考えている。

私が担当した案件

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心当たりのない異動

心当たりのない異動

審査否決です。

属性に問題がないのに住宅ローン審査否決。

金融機関の担当は、原則否決の理由を教えてはくれません。
本人にも自覚無し(自分名義でクレジットカードが作れなかったり車のローンが組めないのに自覚ないのはおかしいんだけど)。

個人信用情報を開示してみると「異動」いわゆるブラックの文字。
どうやら使っていないクレジットカードの年会費支払いの引き落とし先が、使っていない銀行口座だったことが

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