ここ最近映画ばっかり見ている。映画館も行くし家で配信も見ているしテレビ放送も見ている。
やっぱり、せっかく観たんだから感想とか思ってることとかどこかに書き留めときたいなーということでnote有効活用。自分は言語化がうまくないからうまくなりたいんだよ。
一応念のためネタバレは避けますが、「これネタバレなんですけど！ふざけんな！(ここからは各々好きな罵倒を入れる)」とかになったらごめんなさいね！

①ベイビーわるきゅーれ

話題になってたのは知ってたし気にはなっていた。けど、ゆるふわって言われてなぜか食指が動かなかったんだよな…。
実際見てみたらたしかにゆるいしふわふわではあるものの、めちゃくちゃハードにバイオレンスですごくよかった。血が飛び散る系の映画けっこう好きだな…。
まひろさん役の伊澤さんはさすがスタントもやってるだけあって、迫力のある動きでとても興奮した。こう、かわいい女の子が頑張って動いてます♡本気だよ♡けどかわいくなっちゃう♡みたいな付け焼き刃でなくて(伊澤さんはかわいい)、本気でガチのトレーニングして、かっこよさと迫力と強さを求めてる感じがしてめちゃくちゃかっこよかった。戦ってるときの声も「かわいい子ががんばってたたかってます！♡」みたいな女の子っぽい声ではなく、呻くような声とか短く鋭く吐く息の音、しかも「出してる」ではなく「出てくる」感じですごくいい…。両手抑えて壁に追い詰められたらああやって抜けるんか…。
あと戦ってるときさあ、女の子なんだから顔面サッカーやめな！？あのシーンさすがに「うわっ」って言っちゃったな…。
ちさとさん役の髙石さんは重ためのストレートと白い肌赤い唇っていう、自分の想像する「ザ・最近の女子高生」って感じの見た目ながら、煽りスキルは高いし甘えん坊だけどお姉さん的な面もあり、やってらんねえだろ、みたいなメイドカフェのバイトすらちゃんとこなせるハイスペック美少女でときめいてしまった。そして銃火器大好きっていうギャップな！？マシンガン持ってくのは撃ってみたいからっていうのが、殺し屋だけど女子高生っていうアンバランスな感じが出ててよかった～、あれ年いった殺し屋が言ってたらふた昔くらい前のむちゃくちゃティピカル「頭のおかしい殺し屋」像だもんな～。ちさとさん電話でヤクザの子にブチ切れた直後にまひろさんに甘えた感じでお願いすんの超かわいいよ～～～～そんなんお願い聞いちゃうでしょ～～～～～。
一番好きなのはチャリに乗るとこ。チャリなんだよ～無免許だから～。ゆるい～～～～。

②ノートルダムの鐘

金ローで放送してて、多分10年ぶりくらいに観た。これ本当にいい映画なんだけど知名度がなあ…。正直視聴者アンケート一位って聞いて「うっそやろ！？」って言ってしまった。大好きだけど子どもウケしないだろうし(ちょっと怖いのよね、暗いし)、子どもが観ないから知らない大人も多そうだし。
けどもう本当に抜群にいい。歌がいい歌が。
僕の願いを歌うのは当時劇団四季所属の石丸幹二さんで、さすが主役シンガー、震えるうまさ。多分幹二さんっていうと今の落ち着いた大人の男性の声のイメージが強いと思うんだが、この時の幹二さんはまだ少年っぽさのある青年という感じで、とても瑞々しく爽やか。あの上手さと美しさで「もう何もいらない」と歌い上げられたらめっちゃ気持ちいいんだろうな～～～。
ド変態判事ことフロローのヘルファイアも、セクシーエスメラルダのゴッドヘルプもどっちも好きだけど、やっぱりクロパンのプロローグとエピローグの歌がもう本当にいい。あの高音がスコア通りに出たのは日本語版キャストの光枝さんだけという話もきいたことあるようなないような、とにかく圧倒される。ヘルファイアはメインテーマ？のコーラス部分のあれがメロディになっててさ～～～～～そういうのむっちゃ好きになるやつ～～～～～。歌うまい人の歌っていいよな～～～～～。

③リトル・ジョー

我が天使ちゃん達のひとり、ベン・ウィショー氏が出演しているからと観たが、すごかった。
じわじわ「あれ、おかしいな？」という不安が広がって、最終的に「いやこれおかしいよね！？おかしいよね！？え！？」となっていく、水に一滴インクを落としたらどんどん染まっていくように恐怖が広がる映画。
しかも何が怖いって、原因は解明されてるようでされてない(されてるんだけど「結局推論でしかないよね」って却下される)から、これは妄想なの？現実なの？ただの不安な気持ちが重なってこう見えてるの？何が正解なの？おかしいよね！？おかしいって言って！とヒステリックに叫びたくなる。見終わった後混乱しすぎて声出して笑っちゃったよ。
あと音楽が怖い。最初は「謎の日本風…」と思ってて、まあなんかよくわかんないけどちょい怖くらいの感じだった。ベン出てるしロンドンだろうなーとか思って見てたんだけど、あれ多分どこの国でもない？ような？感じ？するよね？だからこそ日本風音楽でもそこまで違和感ないし、むしろ弦楽器とかピアノとかの明るい綺麗な音よりも、山の中から聞こえてくる何かの鳴き声のような不気味さがある和風の音は確かに合ってる。知らなかったけど伊藤貞司さん(故人)という作曲家なんですね。知らなかった…。
ベン・ウィショーは007に出てて、それで認識した人も多いと思う、ていうか多分ほとんどの人それだと思う。そんでその時のQはとっても綺麗なオタクで、くすぐられた人は多い、絶対。あの時のベンは疑いようもなくめちゃくちゃかわいい。しかし今作では下がり眉は隠さずちょっとひげも生えてて、何よりオシャレなQと違ってわりと普通の、オシャレではない服(精一杯のフォロー)着てるもんだからまーあかわいいのなんのって(最初のしかしの逆説になってない)。Qとはベクトルの違うかわいさ。困った時とかに首傾げる感じなの、あれはベンの癖か？かわいすぎる。

④この動画は再生できません

映画ではないけどもうすぐ映画化するらしいので。元々かが屋は好きで、コントで見る芝居は本当にリアルで解像度が高いので、役者でもできるだろ～と上からで思ってたら全く問題なく役者でした。そしてホラーっぽいけどホラーじゃない、めちゃくちゃ面白いとの評判を聞いたため鑑賞。一気に2シーズン全8話ぶっ続けで見ちゃった…！昔からレンタルビデオ屋さんの怖そうなビデオ(しかもレンタル屋さん以外で一切見かけないタイトル)って誰が見るんだろう、誰が作ってるんだろうと思ってたけどかが屋がつくってたんですね。
すごくリアルに、ゆるいし抜けてるけど仕事はちゃんとしてるっぽい偉い人と、真面目で仕事もできるけど偉くはない編集マンっていう関係性があって、かつ二人の会話が、コントでもそうだけど、作ってる感がないと思う。会話がすごい自然で、この人たちの普段の会話だろうな～くらいの、別にテンションも高くないし感情の乱高下があるわけでもないたるーっとした感じがすごく普通っぽくて好きだった。なんていうか、ものによっては「うっそくせえ～～～～！！！」って画面に向かって言っちゃうレベルなんだけどかが屋のはそういうのないのがいい。画面と話す癖直さないとな…
あとこれ見ると中華食べたくなってしょうがないから自分は八宝菜作りました。エビチリも酢豚も食べたい。見る時は餃子の王将のデリバリー忘れずに用意しような！

⑤雨に唄えば

好きな映画に挙げといて、ちゃんと見るの何年ぶりだろうかってくらい見てなかった。初見(って言うのかこの場合)は13才で、そこから何回も見て、ってしてたけど本当に久しぶり、多分わかんないけど10年近く見てなかったような気もする。
それで久々に見てびっくりしたのが、意外と聞き取りできてるという事実！！！！！！！自分の英語力のピークは大学だったなと思ってて、今はもう衰えてダメダメとしか思ってなかったけど、聞き流してたら普通に聞けてるね！？！？！？びっっっっっっくりした！！！
しかも昔まったく意味わかんなかった歌の部分もちゃんと理解してるし、何なら昔は音だけ聞いて意味が分からないテキトー耳コピの歌詞すら意味が分かり、しかも当時の耳コピけっこういい線いってるよね！？！？！？と誰もいないのに誰かに同意を求めちゃうレベルでびっくりした。ま、まだがんばれるな…
この映画に関しては映画の話っていうか完璧に自分の話になるからもう少しだけ書いておくと、リーナはアレな感じの役だけどめっちゃくちゃかわいい。ドレスもかわいいし何より女優のジーンヘイゲンがとにかく魅力的で、こりゃあトーキーじゃなかったら天下取れるわな…などと納得しちゃうレベルでかわいい。美しい。
あと自分が中学時代に見ていたビデオ(ビデオ！！！！！)は伯父からの貰い物で、多分あれかなり古いソフトだったので字幕が配信バージョンと結構違ったのもおもしろかった。記憶の中のキャシーはそんなこと言ってねえ！！とか考えてた。

まだまだあるので次回に続く。
その時に思ったこと書かないと、思い出して書くの難しいな！リトルジョーみたいな言葉にしづらい雰囲気のあるものについての考えをもっと客観的かつジェネラルに表現できる方が自分の足りない部分の補完になるような気がする。
夜ごはんどうしような。もうチキンナゲット30個パック買ってビール買ってそれでいいかなー。