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雛を飾るのは誰のため?🎎

豆まきも恵方巻も終わり、春になりました。(立春です)
そろそろお雛人形のお出ましの頃です。

灯りをつけましょ雪洞に♪
ちらし寿司、ひなあられ、ハマグリのお吸い物。
お雛祭りを楽しみにしていたのは子どもが幼い頃。

子どもたちは大きくなるにつれ、
バレンタインデー・ホワイトデーが気になるようになり、
もっと大きくなると受験、進学、就職、引っ越しなどに紛れてお雛祭りを楽しむ余裕はなくなっていきました。

子どもは巣立ったけれども、今年もお雛を飾りましょう。

お雛さまのお顔がまだうまれたばかりの子どもに似ている、
そういって選んだこのお雛。
その子も今では筋肉隆々でたくましく暮らしている。

お雛と一緒にあつらえた被覆。
段ボールに金の色紙張ってつくった冠を子どもにかぶせた初節句。
我が家に初めてやってきたお雛様(さすがに冠はもう一部壊れています)

お祝いでいただいた羽子板と一緒に、
幼稚園でつくったピカチュウの羽子板も飾りましょう。
母親教室で作った折り紙のお雛もご一緒に。

お雛は節句が終わるとしまわれるので、普段は対の日本人形を飾ります。
幼い頃は子どもたちに少し似ていたその面差し。
今では二人ともおしとやかを通り越して凛と立ちます。

雛の前に陣取るのは四女のワンコ。
三女のワンコはひな祭りの日に旅立った。

今年は長女の厄年。
厄払いがいるかしら?
遠方すぎて一緒に出向くことはできません。
代わりにお雛を飾りましょう。
今年は何もかも全部飾りましょう。

ひな人形は厄払いと雛遊び、上巳の節句(3月3日の穢れ払いの儀式)が合体してできたものといいます。
お雛を出さずに悪いことが起こっては大変。

忙しかった時期や、リフォームで場所がなかったときもお雛様とお内裏様だけは毎年出してきました。
出してもらえないとお人形がかわいそう。

思い込みかもしれませんが、飾ることで悪いことから守れるなら、
毎年、毎年飾りましょうお雛さま。

子どもに今年もお雛の写真を送ります。

雛を飾るのは子どものため?
いえいえ、親の安心のためかもしれません。


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