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入院総括! 看護師さまありがとう🙏

夫、無事に退院し、はじめての入院について語る機会がありました。
総括しても、やっぱり日本の病院・医療に関わる方は素晴らしい

健康保険で賄えない部分があることを以前記事にしました。

すべて終わってちょっと不敬に振りかえってみれば、
「ケガを治していただいて、上げ膳・据え膳、栄養バランスを考えた食事に加え、健康管理、清潔で気温管理もされているきれいな部屋で光熱費込み見守りサービス」までついていて、このお値段で済むなんてすばらしい!
(ホテルと比べるのはとても不敬だけど素晴らしいサービス)

腰椎圧迫骨折なので、全治3カ月との診断。
では入院はいつまで?

医学的に、神経圧迫や麻痺が出ないか見守る急性期。
身体的に、ベッドから起き上がれず身動きがとれない骨折初期。
麻痺も出ず、補助具はないが少し動け出した時期。
専用コルセットができて、入浴など身の回りの事もできてきた時期。
リハビリも行い、生活で気を付けることを教わる時期。
仕事に復帰できるまで回復した時期。

結局、仕事に復帰できるようになるまで療養させてもらい、
退院の翌日から夫は出社した。
(いきなりの入院だったので、仕事の段取り、散らかった机の上が気になっていたようです)
今もコルセットをつけて、無理のない範囲で日常生活がおくれている。
しっかり療養させてくれた病院には感謝しかない。

確かに、健康保険だけでは入院費用のすべては賄えない。
けれど、健康保険のおかげで入院費用の上限が目測できる。
貯蓄や普段の生活費から、足らない部分を補う。
それでも不安なら、個人で医療保険で備えてもいい。
(個人的には気持ちの安定のために貯蓄と保険は半々くらいがいいかしら?)

何よりありがたかったのは、医療の、療養の質が素晴らしいこと。
薬や手術だけで病気やケガが治るのではない。
全身状態がよくなるように、療養も同じく大切。
弱った人をケアしてくださる医療の方々。
医療ケアはもとより、気遣い・声かけ・ちょっとした表情。
それらすべてが療養に役だっている。
人は人の温もりを求める。
AI やロボットではできない事。

人によって感じ方が違うのはわかっていたが、夫は大部屋に移ってからは横柄に看護の方を呼びつける同室の住人を目の当たりにしたそうだ。
「遅い!」「まだか!」「もう一回!」とわがまま放題。
病人、けが人なら何をしても、何を言っても許されるってわけじゃなかろうに。
それでも看護師さんたちはきちんと相手をしてくれる。
(重傷の人は横柄なことをする元気もなく、軽傷な人が横柄だったそうだ)
他人事だけど、家に帰ってもそんなに横柄なのかしら?

いずれ私も体が動かなくなる時がくるだろう。
その時に、「横柄な患者」にならぬよう、今から気持ちを引き締めていきたい、と思った夫の入院でした。


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