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『夢をかなえるゾウ』変わると変われないの境目にあるのは? vol.807

大学生の頃に一度読んだことがある本。

当時は、自己啓発とも分からずなんとなく有名だから読んだと言う感覚。

でも、そこには自己啓発のような感じはせず、どちらかと言うとなんか青年とガネーシャがやっているなと言う一つのSFとして思っていました。

でもそんなこともなく大人になって改めて読んでみると、「ああ、こんなにも真意をついていて、そして深くまで読み込める本なんだな」と感じました。

今日は改めてこの本を読んだ感想を書いていきます。


「なぜやるんだよ!」

おそらく私の目の前にガネーシャが現れたら、自分はこのガネーシャのいうことは聞かないかもしれません。

いや、おそらく聞かないでしょう。

それは、そんなことしても意味ないだろというわけではなく、なんのためにそれをやるのかというのを自分の中でしっかりと理解していないとやりたいと感じないからです。

この本では主人公は文句を言いつつも、とりあえずやってみるという素直な青年でした。

だからこそ成功まで走り抜けたというところもあるのかもしれません。

私はまず理由を知りたい、自分のやることに合理性を求めたくなってしまいます。

でも、そんなことなどなりふり構わず、確かにやった方がいいんだろうなということを素直にやってみるというのも大事なんだろうなと思いました。

自分のやりたいことと周りの喜びを合致

昨年度は組合の委員長としてできることをできるだけやって、職場の環境が良くなるようにと尽力していました。

正直にいうと管理職は毛嫌いするほど不平不満がありますが、個人的にはそんなに働き方に不満もありませんし、自分のやりたい働き方をできています。

だから、正直この仕事は自分にとっては貢献Onlyの仕事。

それでも、そこに対して何かチャレンジしたり変えて行こうという意思は全くもって感じられないわけです。

そうなると、なんのためにやっているのかも分かりませんし、自分の時間を大事にした方がいいんだろうなという思いに変わるわけです。

今はテニスに力を入れたい。

だから、このテニスをしながら誰かに喜んでもらえるようなことを追求してみようかなと思います。

どんな人と一緒に成長するか

とは言っても、本職は教員ですし教育に関わることも楽しさやチャレンジしたいという気持ちは十分にあります。

だからこそ一本釣りで、本当に一緒に志を共にできる人と共に理想を目指して挑戦するというのがいいのかもしれません。

今の私にとっては教育でやりたいのはやはり授業研究、教材研究。

今はあれやこれやと手を出して学校を変えられないかと画策していましたが、純粋に自分のやりたいことを一緒にできる人と追求してみるのがいいのかもしれません。

さて、来年はそこでチャレンジしてみようかなと思います。

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