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医師は医賠責に入るべき?医療訴訟リスクや日頃の訴訟対策は?

あなたは医師賠償責任保険(通称医賠責)に入っていますか?

医師3年目以降になると、患者さんを診る医師が自分一人となる場合が多いです。

万が一、CTレポートの見逃しや誤診、手技の失敗などがあれば、全ての責任を自分一人で負わなければいけません。

また、そもそも医療行為自体には、副作用や合併症というリスクがつきものです。

どれだけ正しい医療行為をしていても数をこなすうちに、必ず副作用や合併症が起きてしまいます。トラブルが起きれば、どんな医師でも訴訟される可能性はゼロではないのです。

しかし、意外と医師の中には医賠責に加入していない人がいます。年間5万円程度費用がかかるので惜しいと思うのでしょうか。

今回は、医師は医賠責に入るべきかをテーマに考えていきたいと思います。

診療科別の医師の訴訟リスク、裁判の顛末や原因、訴訟事例、日頃の訴訟対策についてまとめてみました。

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