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ストレッチで痛みが治る?それ逆効果かもしれません

皆様が筋肉を柔らかくする方法として、まず最初に思い浮かべるのはストレッチやヨガではないでしょうか?
硬くなった筋肉を伸ばすとなんだか痛気持ちよくて効いているような感じがしますよね。
ストレッチは、伸び縮みすることができる本来の状態の筋肉に対しては非常に有効です。しかし、ある条件が加わると、逆効果になってしまいます。
特に痛みを発するほど硬くなった筋肉は、ストレッチやマッサージは逆効果になります。
その条件とは、「筋肉の守る仕組みが働いている」ということです。

人間の筋肉には「筋肉を守る仕組み(筋紡錘の反応)」というものが生まれながらに備わっているのですが、その仕組みが発動すると筋肉は硬く力が入ったままの状態を維持してしまいます。
この時、筋肉は硬く縮んだままの状態をキープしていますので、筋肉本来の働きをすることができません。 
例えば、10kgのものを持ち上げようとした時に、半分の筋肉が硬くなってしまっていたら、動ける残り半分の筋肉で10kgを持ち上げなければなりません(厳密に2倍と言うのではなく、あくまで負荷が大きくなると言うことをイメージするための数字だと思ってください)
つまり、実質20kgの負荷が使える状態の筋肉にかかっているのと同じことになるのです。
また、伸ばされる長さも、硬くなった筋肉は最初から縮んでいて伸びることができないので、伸びることができる筋肉は、2倍以上伸ばされているのと同じ負荷が筋肉にかかるのです。
ですから、大腰筋などが「守る仕組み」が働き続けている状態になっている可能性がありますので、ストレッチをすると逆に負荷がかかり過ぎてしまう可能性があります。
筋肉が拘縮すると毛細血管を圧迫し筋肉が一時的に酸欠状態になります。
これを改善しないと筋肉が壊れるのを防ぐためにブラジキニンという発痛物質が発生して痛みとしてお知らせして改善を促します。
身体のどこかに痛みがある時はそこの部分が正常でないので痛みとして脳にお知らせしています。頭痛、歯痛、胃痛、腸の痛みなどですが、腰痛、膝痛、肩こりも同じです。

こうなってしまった筋肉を柔らかくするためには、この「守る仕組み」を解除してあげる必要があります。
どのように解除してあげるのか、、、ストレッチと逆のことをすればいいのです。

筋肉の「守る仕組み」が働いていて、本来の状態よりも硬くなっている時は、ある一定の長さに縮もうとしています。
その縮もうとしている長さまで筋肉を緩めてあげて、その長さを90秒キープしてあげると筋肉は「これ以上守る必要はない」と判断して縮むのを辞めるのです。

UROOMの筋肉チューンングでは筋拘縮した筋肉を、その人本来の柔らかさに戻せます。
本来の柔らかさに戻れば血流が改善して痛い物質が出なくなり、慢性痛が改善します。

慢性痛でお悩みの皆様、一度ご相談ください。

シニアセラピスト 堂込

筋肉チューニング整体院UROOM目黒白金
東京都品川区上大崎1-10-7 白金台駅徒歩7分、目黒駅徒歩12分
TEL.0120-963-482
駐車場も1台完備しております。(先着順)

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