見出し画像

【スキルアップ】マニュアルを疑え!

ファミレスやファストフード店の接客は、
すべてマニュアル化されており、
誰がやってもある程度のサービスは提供されます。

企業にとっては、人材教育が容易になり、
効率的でもあります。

お客さまもそんな接客に慣れてしまい、
“冷たいお店だ”などと言う人もいません。

接客における需要と供給のバランスが
取れてしまっているのです。

ファミレス・ファストフード店だから、
それでも成り立つのですが、
一般企業の営業マンがマニュアルを使っていては、
商談が成立しなくなります。

ところが、「応酬話法」を教育され、
同じような会話が、どの商談現場でも
見られるようになってしまいました。

「応酬話法」とは、
“こう聞かれたら、こう答えろ”
“こう突っ込まれたら、こう話せ”
という、細かなやり取りの具体例のことです。

このマニュアルによって、
個性の無い、熱意も無い営業マンが、
たくさん生み出されているのです。

あなたもその中のひとりになっていないでしょうか。

どうマニュアルを習得するかに、
一所懸命になっていないでしょうか。

それは、決まりごとを憶えているに過ぎず、
スキルアップにはなっていません。

完璧に憶えたところで、
そんな人材はゴロゴロいます。

あなたらしさのカケラもありません。

優れた営業マンには、他に無い個性やクセがあります。

知識豊富で楽しい会話をする人もいれば、
ガラッパチなのに、お客さまに好かれる人もいます。

こうした人は、マニュアルを使っていないのです。

独自の勉強、経験の積み重ねで、
自分らしい営業を行っているのです。

スキルアップを目指すあなたがやるべきことは、
マニュアルを疑ってみることです。

本当にこれでいいのか、と。

ひとつひとつ疑問を持って探れば、
自分なりの正しいやり方が見えてくるはずです。

マニュアルを実践するだけなら、
「ポテトはいかがですか?」と言っている
アルバイトの女の子と同じです。

マニュアルとは、
素人にある程度の常識を教えるだけのものです。

それ以上を目指すなら、
マニュアルを疑い、マニュアルを捨てることです。

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。