見出し画像

【マーケ基礎】小さな節約より、大きな無駄遣いを無くすこと。

経営が厳しくなると、
あらゆるところの経費削減を図ろうとします。

照明を少なくする。
包装紙を安いものに代える。
材料の質を落とす。

眼に見えやすいところから、どんどん削っていきます。

「もう、削れるところは無いか?」と血眼になって、
小さなところばかりを探し出そうとします。

店主が気づきやすいところは、
お客さまから見ても、わかりやすいのです。

「このお店はケチケチするようになった」と。

これでは、大きなマイナスです。
お客さまが、さらに離れてしまいます。

経費削減は、お客さまの見えないところで
やらなければいけません。

小さなことにばかり眼がいく経営者は、大きな問題点、
ここでは大きな無駄遣いが、
見えていないことが多いのです。

長年同じ問屋から、言い値で仕入れていたり、
立地のメリットも無いのに、
高い家賃を払い続けていたりします。

必要の無い高級車を乗りまわし、
見栄だけで、経営者向け組織の会費を払っています。

節約は大切なことですが、
小さなことにばかり気を遣っていると、
精神的にも疲れてきますし、
従業員に細かなことばかり言ってしまい、
やる気を無くさせます。

小さな節約に気を配る時間があるなら、
儲ける方法を考える時間に充ててください。

その方が建設的で、前向きです。

節約するなら、
大きな無駄を無くすことから始めてください。

それは、大きな節約となり、
収益を高めることと同じ意味を持ちます。

小さな節約には限界があります。

しかも、気疲れするわりには、
眼に見える効果が望めません。

小さな節約より、大きな無駄を無くすこと。

そして、時間は有効に使うことが大切です。

この記事が参加している募集

最近の学び

マーケティングの仕事

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。