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【女性コンサルタント座談会】本音で語るコンサルティング業界への就職・転職(2/2)

こんにちは、新卒採用担当の三嶋です。
3月は女性史月間。女性が歩んできた歴史や権利について考える国際月間です。

勇気ある先人たちのおかげでジェンダーギャップは埋まりつつありますが、問題はまだまだ山積みです。

190の国と地域における経済面での男女格差に関する調査結果が先日、世界銀行から発表されましたが、残念ながら日本は104位に後退、先進国で最下位となりました。

このような背景を受けて、社内で活躍されている女性コンサルタント6名をお呼びしてキャリアを考える座談会をオンライン&オフラインのハイブリッドで開催しました。

「ゆたかな人生のきっかけを」を理念に掲げて働きがいやウェルビーイングへの取り組みを促進するイグニション・ポイント。そこで働く女性のリアルな声を先週に続いてお届けします。

▼前回の記事

第二回目となる今回は中途でコンサルティング事業部に入社された4名を中心にお話を伺いました。

読者のみなさんにとってこの記事が、女性の自己実現について改めて考えるきっかけになればうれしいです。

座談会メンバーは写真左から(※順不同)、

ストラテジーユニット マネージャー 山内さん:外資SIer、アクセンチュア、JETROを経て現職
デジタルユニット シニアコンサルタント 五十嵐さん:NHNテコラスを経て現職
デジタルユニット アナリスト 川島さん:早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科卒業後、2022年新卒入社
デジタルユニット アナリスト 藤田さん:上智大学国際教養学部国際教養学科卒業後、2022年新卒入社
ストラテジーユニット マネージャー 山田さん:日立ソリューションズ、デロイトトーマツコンサルティングを経て現職
デジタルユニット マネージャー 亀岡さん:ホンダ、ODAコンサルティング会社、クボタ、マッキンゼーアンドカンパニーを経て現職

そして私、コーポレート本部 新卒採用担当の三嶋がモデレーターを務めます! ※ 以下敬称略でお届けします!


自身のコンフォートゾーンを抜けて成長し続けたい

ーーなぜ転職をしたのでしょうか?

亀岡「私の経歴はホンダ、ODAコンサルティング会社、クボタ、マッキンゼーアンドカンパニーを経て現職なのですが、自身のコンフォートゾーンを抜けて成長し続けるために、新しい領域を開拓したいと思い、5社目の会社としてイグニション・ポイントを選びました。

選んだ理由は3つあります。
1つ目はワーキングマザーとして神戸にて子育て中のため、関西オフィスがあること。2つ目は取り組んでいる事業が単純に楽しそうかどうかです。私はこれまで事業会社とコンサルティングをどちらも経験してきたので、その両方のスキルを活かせる点に面白みを感じました。3つ目は、人を大事にしている会社かどうかで選びました。」

山田「私の場合、新卒で日立ソリューションズ、デロイトトーマツコンサルティングを経てイグニション・ポイントが3社目です。ずっとIT畑でエンジニアをしていたのですが、より上流のことをしたいと思い、デロイトへ入社、業務やITに関わるコンサルティングをやっていました。
さらに上流の仕事へのチャレンジがしたい企業のトップラインをあげるような仕事をしたいと思い、キャリアチェンジの幅がきき、自由な働き方ができそうなイグニション・ポイントを選びました。

事業会社と大手コンサルティングファームも経験して思ったのは、大きな会社と比べると当社は自分がやりたい事に対して融通がききやすい点です。自分が得意なことや志向性、挑戦したい事など、希望を早めに上司に伝えれば、案件の機会があった際に声をかけてもらいやすくなり、実現のしやすさは違うと思います。
また、人間関係が大手企業と比べると近いと感じています。自分の人間性を理解した上でコミュニケーションを取ってくれる社員が多いため、変に気を使わずにストレスなくフランクに話すことができていると思います。自分のキャリアを自分で選んでいきたい、周りを巻き込んでいきたいという思考が強い方は合う会社だと思います。」

ストラテジーユニット マネージャー 山田さん

山内「私は現在4社目で外資SIer、アクセンチュア、独立行政法人JETROを経て現職となりますが、最初から今のキャリアを描けていたわけではありません。その都度やりたいことや、スキルや経験で課題を感じていたことを解決するために、転職を重ねてきたタイプです。

新卒当時の外資SIerでは、システム導入することが目的になり、より上流部分の議論ができないもどかしさがありました。何が課題で何を目指すのかをクライアントと一緒に考えたいと思い、コンサルティングファームのアクセンチュアへ転職し、そこで5年間勤めました。その後、前々から希望していた海外と関わる仕事に改めて挑戦したいと思い、JETROに転職しました。JETROは政府機関ということもあり、国内外の様々な企業、政府組織と連携しながら働くことができ、とても刺激的でした。

そして昨年、年齢や今後のライフプランも踏まえ、仕事で挑戦し続けることもでき、かつプライベートと両立できる環境を求めて、イグニション・ポイントに転職しました。
イグニション・ポイントは、コンサルティングだけでなく、インベストメントやイノベーション事業も手掛けており、JETRO時代に携わっていたオープンイノベーションを民間コンサル側から経験できそうだと思ったことも決め手の一つです。」

五十嵐「私は前職の情報通信会社での業務スコープに限界やもどかしさを感じ、より上流のコンサルティングやデータ分析ができる環境を探していたところ、イグニション・ポイントからお声がけいただきました。
実は、以前一緒に仕事をしたことがあったので、どんな人が働いているのかは分かっていましたし、提案活動の仕方も知っていたので、一緒に働くことができたら面白いと思い転職を決意しました。」

「キャッチアップが早い人」になる

ーーどんな仕事をしていますか?

山内「ここ数年、カーボンニュートラル分野が注目されていますが、その分野で新規事業を立ち上げる会社の伴走支援をしています。組織体制や営業戦略、事業検証など様々な検討事項をフェーズに合わせて一つ一つクライアントと議論しています。

一概にコンサルティングファームと言っても、クライアント支援範囲は、調査から業務改革、IT導入など会社によって様々ですが、イグニション・ポイントは新規事業開発支援が多いのが特徴と思っています。前職のコンサルティングファームだと、消費財・小売業界の業務改革を中心に経験を積んでいたのですが、今は業界問わずプロジェクトに参画するため、初めのキャッチアップは大変ですが、ひとつのプロジェクトで吸収できることが多いと感じています。」

山田「最近は漫画・アニメの海外展開ソリューション、DtoCアパレルブランドの出店戦略策定など、BtoC向けの事業戦略の立案に携わることが多いです。ユーザ心理を深く掘り下げないと答えが出ない領域で「これだ!」という答えにたどり着くのは難しさも多い分、やりがいがあると感じます。」

五十嵐「私は官公庁のシステム利用促進を担当しています。他に4社ほどと一緒に仕事をするため、ステークホルダーが多いプロジェクトです。そのため、マネージャーには他社との連携を取ることに集中してもらい、私は社内とマネージャーとのコミュニケーションをスムーズにするために動いています。
働き方としては、繁忙期など仕事に波がある時もありますが、おおむね朝9時から作業を進めて、10時からは朝会、18時ごろに夕会をして終えることが多いです。」

心・技・体のバランスを磨き、人生をより豊かに高める

ーー仕事のやりがいと大変なことは何ですか?プライベートとの両立はどうしていますか?

亀岡「ワンオペで子育てをしているので、心・技・体を整えることを大事にしています。自分のやりたいこと、やるべきことをこなす際には優先付けをして、周りにどう思われるかを考えるよりも今自分に必要なものが何かを考え、集中するようにしています。

また、健康でいるために必要なことをより短時間で実践できる技やスキルは重要だと思います。単純に家事も仕事も、どうしたらより速くタスクを終えることができるかを考える知恵、技を身につけておく。例えば、短時間でわかりやすい資料を作るコツを知っておくことはどんな仕事でも有意義です。
もし出産をお考えであれば、なおさら決められた時間内に多くこなすことができるスキルは早めに身につけておくといいと思います。

私の場合は、事業会社で出産後にコンサルティング業界に移って、よりそうしたスキルを身につけることができたと感じたので、他の人には早めにコンサルティング業界でスキルを身につけておくこともオプションとしてお薦めしたいです。」

山内「現在地方に住んでいるため、クライアント訪問以外はリモートで勤務することが多いです。通勤時間がない分、時間を有効活用できるので有難いですね。
プライベートと仕事はきちんと分けたいので、隙間時間や朝の時間などで、時間を決めて仕事をやりきるように心がけています。」

ストラテジーユニット マネージャー 山内さん

「コンサルタント」として心掛けたい姿勢

ーー今後どのようなキャリアを目指していますか?

山田「20代はIT領域での知見をもとに、より上流フェーズのコンサルティング業務へとキャリアを積み上げてきました。30代で自分の強みとする領域を磨くために、イグニション・ポイントでは様々な業界・テーマの新規事業に取り組んできたのですが、最近は女性消費財に関わる案件機会をいただくことが多く、その領域で何か当社ならではの価値を追及したいと考えています。

当社は、エクスペリエンスデザインユニットというクリエイティブに強いチームも抱えているため、互いに協働しながらユーザの心に刺さるサービスをデザインできるのも他にはない価値ですね。中長期的には自分で実際に事業を作る経験もしたいとも思っているので、当社で働く中で自分自身の考えを固められればと思っています。今後副業が当たり前の世界になっても、自分ならこれで仕事が取れるという専門分野を磨いていきたいです。」

ーー皆さん本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

一同「ありがとうございました!」

・・・ここまでお読みいただきありがとうございました!
イグニション・ポイントが、少しでもジェンダー平等の社会実現に向けて考えるきっかけになることを願っています。


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