【詩】かわいそうな私から 抜け出せない

人の視線や噂が気になって

すぐに落ち込んでしまいます。

なんてもろい心だろう

  

今朝 起きたら

急に昔のことを思い出して

胸がドキドキ。

 

お布団の中で 枕を抱きしめて

悲しみの心に押し付ける


ちくしょー。あいつらめーと

中学時代のあいつらを睨みつける


メイクをする鏡の中で

あいつらの顔を思い出す。

 

あいつらは 今はどこで何やってるか

わからないのに。。。

もう何年も会ってないのに。

 

小さな子供の手を引いて

かわいいママなんてやってるのかな

信じられない

 

人の心に傷跡を 刻みつけやがって 

あいつらは鬼だ。

あいつが許せない

 

そんな怒りの放射能に

一番汚されるのは 自分だってことに

うすうす気が付いているのに


放射能を撒き散らすのは止められない。

止めたくても止まらない原発と

私も おんなじ?

 

私は悲しんだよー

誰か私を慰めてくれよー

ねえ、まだ見ぬ私のダーリン

私の髪を まあるく撫でてよおー

 

叫んでも叫んでも

届かない 私のさみしさ

  

うざい通勤電車 ぎゅうぎゅうの芋洗い

寄るな触るな近ずくな

寂しい私は ますます孤独

 

孤独に 叫ぶ

誰か助けてよー

どうしてあなたは現れてくれないの

 

不幸のヒロインを演じれば

素敵な王子様が現れる

そんなドラマはあったっけ?

 

私がもっと かわいかったら

恋人が現れるのかな

どうして美人に生まれなかったんだろう

 

もう やだやだ。

もう やだやだ

何もかも やだやだ

 

かわいそうな私

かわいそうな私

誰か私を慰めて

そっと私を抱きしめて欲しい。

 

ルージュを静かに塗りながら

鏡の中に泣きそうな私が

砕けていた 


いつもサポートしてくれて本当に感謝です。 文字があるから、私たちは生きていける。繋がっていける。 そんなことをかみしめて生きています。 イイねや ナイスや スキ そんな暖かな気持ちに ありがとう。本当にありがとう。