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絶妙なる日和見

写真は1989年12月31日。12月29日に大納会があったので、この時点における日経平均株価は3万8915円。「当時の人たちはどんな羽振りのいい生活をしていたんだろう?」と思われるかもしれませんが、はい、当時の人です。残り物で作ったそば食べました。家賃23500円、こたつ生活、翌日(1月1日)に奈良から千葉へ帰省するための青春18切符、当時は「5枚綴り1冊11300円」。消費税3%。なんで11330円ちゃうん?それは謎。
ともあれ、この後よもやよもやのバブル崩壊「日経平均最高値・その後34年更新できず」「一時は1万円割れ」がやってきました。

だそうです。
しかし「バブル後」って、何を言っているのか。バブルの後は「永遠にバブル後」でしょう?史実として。

これから「最高値を更新しつづけるのか」については「そんなこと知らんがな」。相場は「上がったり下がったりするもの」。
そもそも日経平均というのは「目安」の一つでしかない。

こんな例も、あるのです。

いやあそこは劇団がー、というなら、

という例もあります。

しかし、そんなことは、割とどーだっていい話題じゃないでしょうか。売りも買いもしない人にとっては。個人の感想ですけど。

それより、経済、物価、金利、暮らし、あらゆることがらに影響を及ぼすであろう、2024年世界最大のイベント。そこで、もしかしたらがらりと風景が変わるかもしれない「11月5日の米国大統領選挙」。

私自身、国際情勢に明るいわけではないですし、経済だって「何をやっても儲からない」なので、あれこれ言っても何一つ説得力がありません。
それを承知の上で記しますが、世界は分裂するのでしょう。

「アメリカと、親米グループ」「ヨーロッパ」の二極に対して、「中国・ロシア、および中露と仲良くしたいグループ」が第三局として勢いを増す、と。

今の日本に、単独で「1つの極」を形成する勢いは、ないでしょう。
となると、どこにひっつけばよいのでしょうか?
そこですよ、そこ。
どこにひっつけばよいのか難しい、どころではない。
しくじれば日本は「度を超えてハチャメチャに潰されてしまう」。

そこで「絶妙なる日和見」を決め込んでいるのが、キッシーではないでしょうか。彼の日和見は2022年からずっと。彼の凄さが分かるのは、おそらく11月5日の米国大統領選挙後でしょう。
もうしばらく彼の「日和見」が必要に思えます。個人の感想です。

1989年の日経平均高値記録の前後といえば、ベルリンの壁崩壊がありましたし、1991年12月に「ソビエト連邦最高会議」が開催され、ソ連という国が「存続を終了」しました。

世の中、動くときには動く。経済はそれについてきた。

話を元に戻すと、今の日本株は(個人の感想ですが)怖い。米国株は為替が怖い。ドル高い。ドルが高いとアメリカ製品の輸入がしづらくなる。穀物とか半導体とか兵器とか。日本が円建ての予算をすぐに使い切ってしまって、たくさん買ってもらえない。

株とも為替とも(直接的に)関係ない立場としては「とりあえずキッシー頑張れ」です。

サポートをいただければとても嬉しく思います。 写真を撮ったり、書き物をしたり、そういう活動に活かします。