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夏の終わりに

短歌 1

高原の緑を濡らし降る雨が
大気を冷やし季節が進む

秋の訪れ

高原の秋は突然やって来る…と言っても過言ではない。
今年もそんな感じで秋はやって来た。
雨上がりに外へ出ると明らかに空気が替わっていることに気が付いた。
秋雨前線のせいなのか週間予報でも雲や雨のマークが多く、予想気温も真夏と比べかなり低い。
この雨の先には本格的な秋が待っている。

この夏を振り返って

コロナ禍にあって3年振りに行動制限がかからなかったこの夏、私が営むペンションは、コロナ前にはとても及ばないものの、数組の音楽合宿のお客様をお迎えすることが出来た。
もともと私のペンションは亡き妻がピアニストであった関係で音楽関係のお客様が多く、特に夏のシーズン中は音楽を学ぶ学生、社会人を問わず音楽合宿の方々に多く利用して頂いている。

音楽合宿

この夏、以前から合宿でご利用頂いていた数組のお客様が戻って来て下さり、3年振りに7月下旬から楽器の音が館内にそして高原に鳴り響いた。
サックス、フルート、チェロ、バイオリン等々…
そして締めくくりは東京藝大ホルン科の皆さんの合宿で、3日間行く夏を惜しむかの様にホルンの音が響き渡った。

短歌 2

緑陰に響くホルンの調べ聴き
行く夏惜しむ八月の午後







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