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2018年に出会った言葉たち

2018年、終わってしまいますね。
一年間使ってきた手帳ともお別れです。
今回は、一年間手帳にしたためてきた、心を動かされた言葉たちを紹介していきます。


あいつ帰ってこなきゃいいのにとか思いながら誰かと暮らしたい。それくらいがちょうどいい。

私の好きな人が言っていた言葉です。わかる。

「あいつ」というのは彼氏でも兄弟でも友達でもいいんだけれど、きっとそれを言えてる時が何だかんだ幸せなんだろうなと思います。そう思えてしまうほどに、寂しい生活を送っているということが浮き彫りになりました。

私の友達に寮で生活している子がいるのですが、その子はいつも「1人の時間が欲しい」と言っています。常に誰かが一緒にいるそうです。私は羨ましいなぁと思ってしまうのですが、きっとお互いに無い物ねだりなんでしょうね。

早く誰かと一緒に暮らしてみたい。彼氏とか。予定はないです。


ヒトリの話面白いから、もっとヒトリの話が聞きたいな。

部活の先輩からもらった言葉です。私は放送部に所属していて、この時期は学園祭で行われる生放送に向けて練習していました。

普通、先輩は「間」ができてしまうのが怖いから、後輩よりも話しすぎてしまいます。後輩である私たちは、それに割り込んで行って、『私、大丈夫です』とアピールしないといけない。それができなくて、悩んでいました。

毎回、先輩方から批評をしていただくのですが、「ヒトリの存在感が薄すぎ」とか「もっと喋れ」などと書かれました。そんな中、この批評文を読んで、泣き崩れました。そっか、私の話を求めてくれる人がいるんだと思えた瞬間でした。


あなたたちの貴重な10代を私たちのために使ってくれてありがとう

私が好きなラジオ番組でパーソナリティさんがアイドルに向けて言っていた言葉です。この人は、周りが当たり前だと思っていることに、「ありがとう」と素直に言うことができる人だと感じました。

自分からアイドルになりたいと望んで、アイドルになったという人が大半だと思います。でも、いくら自分で望んだとはいえ、貴重な10代をアイドル業に捧げるというのは、大きすぎる代償を負います。

ここからは想像の話になりますが、たぶん学校に普通に通うことは難しいし、恋も自由にはできないと思います。そして、周りと合わせることに必死な集団の中では、きっと浮いてしまいます。それが原因で仲間はずれにされることだって少なくはないはずです。

そんな闇とも言うべき部分を隠し、ステージの上では満面の笑みを見せ、キラキラと輝いて私たちを楽しませてくれる。これは感謝しなければいけないことだと、納得しました。


「分かって」なんてひとつも言わずに来たのよとどこか誇らしげに話しちゃう まずいよなあ

泉まくらさんの「ヒロイン」という曲の歌詞の一部です。

我慢してきた結果、感情が爆発してしまう人って結構いると思います。私もそういう人でした。何も言わない自分がかっこいいと思っていました。誇れることだと思っていました。でもそれって、ただストレス発散が下手くそなだけなんですよね。それを誇りにして威張るなんて、絶対に間違っている。それに気付けました。

ただ、未だに、何も言わずに(言えずに)いる私、偉いでしょと思ってしまう自分がいます。そういう時には、きちんと「まずいよなぁ」と思うようにしようと決めています。


他にもたくさんあるのですが、これくらいにしておきます。

来年も、素敵な言葉たちと出会えますように。

#エッセイ #言葉 #手帳 #年末 #2018年 #アイドル #泉まくら


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