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世界遺産の古き都「ビガン」を巡る旅行記/フィリピン留学🇵🇭

フィリピンのバギオにて8週間の語学留学に来ているのすけです。
今回は、土日の休日にフィリピン・ルソン島北部に位置する「ビガン」という都市に行ってきたので、その旅をまとめていきたいと思います。

フィリピン留学中にも観光がしたいって方や、フィリピンでの観光地を探している方に参考になれればと思います。

旅程

まずは、今回の旅のスケジュールから。
現在フィリピンのバギオという都市に滞在しているので、バギオ・ビガン間での旅行になります。
ちなみにビガンでは、トライシクルという三輪バイクがタクシーとしては主流で、トライシクルを使って移動をしてました。3-4人乗りで一人20ペソ程で乗車できます。

■1日目
04:30 学校発
05:00 JOYBUS バスターミナル到着
05:45 バギオ出発
11:30 ビガン到着
11:45 ランチ@Calle Brewery
13:30 バルアート動物園
16:00 宿到着@Mama Cheng's 2.0
17:45 夕食@Cafe Leona
19:00 噴水ショー@Plaza Salcedo
20:00 Calle Crisologo散策
22:30 ホテル到着

ようやく陽が登ってきた時間に出発した。
写真はバスターミナルだが、乗り込んだバスは写真のバスとは別物。

■2日目
09:00 チェックアウト
09:30 バス確認@PARTASバスターミナル
10:00 ブランチ@Empanadaan
11:30 バス出発
13:00 バス乗り換え
17:30 バギオ到着

日中のビガンの様子。
天気は良かったが、気温は32度を超える暑さ。
三輪バイク「トライシクル」

-良かったポイント-

①ビガンの街並みが美しかった

ビガンに行くとまず体感するのが、ヨーロッパを彷彿とさせる街の景観だ。石畳の道とレンガや白壁で作られた建造物によって構成されている街は、フィリピンにいることを忘れさせるかのよう。さらに、「カレッサ」と呼ばれる馬車も走っており、その景色はもう異国であった。

それもそのはず、16世紀のスペイン統治時代に建設された古都で、1999年には町の一画が世界遺産に登録されている。特に、「クリソロゴ通り」ではスペイン風の古い街並みが残っておりヨーロッパの雰囲気を色濃く残している。

ビガンの街並み

②感動の噴水ショー

プラザ・サルセドという広場にて、毎晩夜の7時ごろから開始される噴水ショーも見に行った。広場にはたくさんの人が集まっており、噴水エリアの周りにて立ち見で見物。

結果このショーが思ったよりも迫力があり良かった。日本でよく噴水ショーを見に行っているというわけではないので、何故上から目線のような感想になっているかわからないけど、元々の期待値からすると、感動してしまった。
ショー自体は、約30分ほど続く。洋楽やクラシックなど音楽に合わせて、噴水と光のイルミネーションをマッチさせた演出で、飽きずに最後まで見物した。音楽や光に合わせ、微妙に噴水の力を変えていたり、順番や流れなど演出の細かさにも感動した。

実際ネットの情報には、19時半からスタートなど書いてあるものもあったが、今回だと19:10に開始し、19:40頃までショーは続いた。19時には広場に広場に着いておく方がベターである。ショーは無料で観れる。

噴水ショー「Dancing Fountain」
噴水ショー「Dancing Fountain」

③ライオンに触れる動物園

ビガンには「バルアート(BALUARTE)動物園」という動物園がある。中心地からはトライシクルで10分弱離れるものの、ライオンやトラと記念撮影ができるということで有名な観光スポットである。

フィリピンの方々も観光に来ており、地元の人も訪れる動物園という印象を受けた。実際、動物園の敷地や動物の種類などは決して多くはないが、フィリピンの植生や気温がサバンナを彷彿とさせ、五感で楽しめる所は魅力であるはずだ。途中キリンやシカに餌を挙げられるポイントもある。

今回訪れた際は、ライオンとの記念撮影ができた。お金を払うだけで簡単にライオンに近づくことができ、身の危険を感じるというより、その場にいる飼育員の方の謎の「大丈夫だよ」というオーラが緊張感をなくして、気軽に撮影することができた。ライオンの毛はふさふさで、すごく筋肉質かと思いきや猫や犬と同様に生きている動物の手触りがした。

動物園の入場料に、ジープで動物園を一周できる券を合わせ、300ペソで入園できた。さらにライオンとの撮影にて3人以上のグループの場合、1グループあたり300ペソで撮影が可能。リーズナブルに楽しめる観光地であった。

この迫力である。

-今ひとつだったポイント-

①帰りのバスのわかりにくさ

帰りのバスは、PARTASバスという大きなバス会社を使って帰ることにしたが、結構大変だった。

学校の都合上門限もあるため、早めにバスターミナルに向かった。帰りのバスの時刻表にある、11:30-12:00発のバスでバギオまで直接帰る予定で9時半にバスターミナルに到着していた。しかし、なぜかそのバスは予約ができなかった。理由を聞いても教えてくれない。しかも次のバスは、14:30-15:00発のバスになるとのこと。

結局バスの遅延などのリスクも考え、カバオ行きのバスを選択し、サンフェルナンドにて乗り継ぎをするバスで帰ることにした。
カバオ行きのバスの乗車券として手書きのメモを渡され、待っているとバスに乗ることができないと言われた。私たちの番号は「1-6」と確実に早めに予約できた人の番号であった。しかし、乗れない。意味がわからなかった。結局椅子なしの通路で過ごすなら乗れると言われ、渋々バスの通路にて3時間の道のりを過ごすことになった。

バスターミナルのチケットカウンターの人や、乗客案内をする人たちの顧客管理が全くできていない。尚且つタガログ語訛りの英語がとても聞き取りづらく尚且つあまり伝わらない。もし、ビガンからPARTASのバスを使って帰る場合、希望のバスがない可能性があることも踏まえ余裕を持った計画が必要になる。

バスターミナル

②名物エンパナーダ

ビガンの名物料理である、エンパナーダを食べて帰ろうということで、最後にエンパナーダを食べに「エマズ・エンパナーダ」というお店に行った。

エンパナーダとは、"パイ生地の中にグリーンパパイヤや野菜、肉を詰めて揚げたもの"だそうで、大きめの揚げ餃子みたいな感じでした。1個50ペソでした。今回エンパナーダと共に、エビや野菜が入った大きいかき揚げもセットで購入し食べてみた。

味は若干薄味で、野菜とお肉にも塩味はついているもののケチャップや酢、醤油などで味を足すほうがベター。
個人的に厳しかったのが、油。大量の油を吸った大きい揚げ餃子とかき揚げは、食べ切ることが至難の業で、途中から油によって胃もたれしてしまいました。

名物とだけあって期待していましたが、少し期待外れ感があった。また機会があれば別のお店のエンパナーダと比べてみるのも良いかなと思う。

右がエンパナーダ

まとめ

今回フィリピンに来て初めてビガンという街を知ったが、台湾の友人は以前訪れたことがあると言っていた。東南アジア近辺では、有名な観光地であるのだろう。

アジアにいながらも西洋の雰囲気を感じられるビガンは観光にはとても良い。今回5月の頭に訪れたので、日中はとても暑かったが夜は気持ちよく過ごすことができる。

華麗でエレガントな街並みを嗜みながら、1泊2日ほどゆっくり過ごしたい人にはもってこいの場所になるだろう。

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