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タレント豊富で強いがすべてはフロント次第名古屋グランパス

おはようございます。

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新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。

新シーズンにむけて今回はオリジナル10であり愛知の強豪
『名古屋グランパス』について個人的に思ったことを書きます。

1.成り立ちと戦績

Jリーグ開幕からいるオリジナル10の一つであり、前身は名門トヨタ自動車工業サッカー部と歴史あるクラブであり元々Jリーグへ加盟した時のクラブ名は「名古屋グランパスエイト

チーム名の「グランパス(Grampus)」は英語で「鯱(しゃち)」名古屋城の金鯱からとエイトは数字の8からで名古屋市の市章「丸に八」から来ているのと親会社の「トヨタ」のカタカナの総画数が「8」だからという理由です。
途中で呼称からエイトが外れたのは、「リーグ戦では8位前後が多いため、そのイメージを払拭すること」が理由とのこと。

当初トヨタはクラブ名に企業名を入れられないのもあり、Jリーグ参戦に乗り気ではなかったが、プロリーグを発足する方たちの説得により参戦。

過去の成績は2010年J1リーグで優勝、95年、99年に天皇杯優勝、2021年にルヴァンカップ優勝と一定の成績を持っています。

昨シーズンの成績は
J1リーグ:8位
ルヴァンカップ:ベスト8
天皇杯:4回戦敗退
と8にご縁がある模様。

95年シーズンに後の02-03シーズンにプレミアリーグで無敗優勝を成し遂げたアーセン・ヴェンゲル監督が率いていたり、ユーゴスラビア代表10番かつのちに名古屋とカタールW杯でセルビア代表の監督をしていたストイコビッチの獲得はサッカー界では大きな話題となっていました。

また元日本代表の本田 圭佑さん、カタールW杯で日本代表キャプテンを務めた吉田 麻也選手もグランパス出身、同じくカタールW杯メンバーに選ばれた”ドラミちゃん”こと相馬 勇紀選手(現カーザ・ピアAC所属)もいました。

2.当たりはずれの幅が大きいフロントの介入

上記のヴェンゲル監督、ストイコビッチなどを呼べる力、日本代表クラスを輩出しまくりと結果を出しているフロント陣。
資金力があり、ユース出身者も育つ土壌がある、選手の獲得も悪くないのになかなか勝てないのはチームの土台が根付かないからと推測。
ストイコビッチが監督をしていた2008-13シーズンの6年間を除き1~2年で監督がコロコロ変わるのでやっているサッカー自体も変わるため文化とコンセプトがない。

直近ではルヴァンカップを優勝に導いたマッシモ・フィッカデンティ監督が契約更新時に値上げ交渉をしてきたとの理由で解雇。

一番よろしくなかった人事は2016年にクラブのレジェンドでOBの小倉隆史さんを指導経験がないのにもかかわらずGM兼監督として登用。
結果初のJ2降格を味わうなどとにかくクラブの礎ができない。

また資金力が豊富だからこそ選手をバンバン獲得をするため入れ替わりが激しく、特にここ数年ベテラン枠には結構容赦ないのでシビアな一面もある。
どうせならパリサンジェルマンみたいに名古屋に行けば稼げる潤沢クラブを演じてほしいものです。

3.補強と展望

長年不動のサイドバックとして貢献した吉田 豊選手をはじめ、柿谷 曜一朗選手、永木 亮太選手、阿部 浩之選手、仙頭 啓矢選手、チアゴ選手、レオシルバ選手など主力級のベテラン選手が放出された印象。

お金があるクラブではあるので補強で困ることはないが一昨年獲得した選手が薬物問題でJリーグで出場できなくなりFWが不足していたところに、浦和からユンカーをレンタル移籍で獲得。
怪我がちですが、フル稼働できたら決定力はずば抜けていてFWとしての能力は文句なしの実力なので期待大です。

他にも米本選手の復帰と鹿島から和泉選手の獲得と中盤の底の補強は問題なし。
一番びっくりした補強は広島でレギュラーだったDF野上選手がくるとは思わなかった。

さいごに

長谷川監督になってさらに守備が強固になったからこそ、点がコンスタントに取れるチームになってほしいところ。

ただ多少うまくいかないとフロントがすぐピッチ外でウォーミングアップしだすので少し我慢してほしい。
ビジネスである以上、損切り、金額交渉は大事だがうまくいっているときでも監督交代に踏み切るのでそこだけが心配です。

実力はJ1屈指なので堅実さを売りに躍進していただきたい。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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