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池辺・ナウ #36「夏休み特番:お盆時期の怖い番組はナゼ消えた?」

この番組は、新しい街と古き歴史が融合する、神奈川県横浜市都筑区池辺町のローカルなエリア情報と、スタッフの趣味趣向をおり混ぜお届けする番組です。
MC:六角親方

📡番組は以下のリンクより視聴できます。

🟪オープニング

※放送のみ

🟪「今月のナウ」

🔴お盆時期の怖い番組はナゼ消えた?

1980年から90年代は、毎年夏のお盆時期になると「心霊・怪奇特番」のようなものが必ずと言って良いほど放送されていて、それは心霊写真鑑定や心霊スポット探訪を通して除霊・供養を行うような番組構成だったように記憶しています。
そんなオカルト系番組がここずっとテレビで放映されなくなっており、今年もその類の特番は組まれていないようです。
では、なぜこの類の番組が減ってきたのか?そんな疑問を解説されているサイトがあったのでご紹介します。

心霊番組が減った理由
昔のテレビはいろんな心霊番組で溢れていたと記憶しています。危険な場所で霊能者が心霊検証したり、地図から消えた村を探すという内容だったり。
しかし最近だとめっきり心霊番組の数も減ったうえ、たまに放送しても芸能人がちょっと探索するだけの薄い内容になったと感じます。
以前に「なぜ心霊番組が減ったんですか?」と全国心霊マップに問い合わせがありました。そのときに視聴者の意見を募集したので、そのときに集まった回答を紹介したいと思います。
・とある番組でガチで危険な心霊写真を放送してしまいクレームが殺到したから
簡単に加工や編集ができるようになって本物の映像がなくなったから
・そのわりに演者がわざとらしく驚いて視聴者が冷める
オカルトブームを利用した宗教や霊感商法が増えたから
やらせ感が増えて面白くなくなった
細かい意見もまとめると、世論の声を聞いてテレビ局側が自粛しているような印象でした。地上波だと怖くしすぎるのもマズイのかもしれませんね。
今はYouTubeなどの動画サイトも盛り上がっているので、怖いものが見たいならあっさり動画サイトで見るのが賢明かもしれません。

https://ghostmap.net/bangumi.php

冝保愛子さん「心霊番組」はなぜ消えたのか没後16年、YouTubeではいまだ人気
1995年の地下鉄サリン事件を境に宜保さんをとりまく状況は大きく一変してしまう。死者13人、負傷者およそ6300人という前代未聞のバイオテロを起こしたオウム真理教がオカルトに傾倒していたこともあり、各テレビ局は一斉に心霊番組に関して自粛の方向へと舵を切ったのだ。
「確かに心霊モノは当時、人気でしたが、一方で『うさん臭い』『インチキ』『死者に対して失礼だ』など視聴者からの風当たりもキツくなり、番組作りは常に紙一重のところではありました。そこへ来てオウムの事件が起きたので、まるで手のひら返しのように心霊番組はテレビから姿を消していったのです。
また、霊感商法やマルチ商法など、人の弱みにつけ込んでモノを買わせる犯罪の被害も目立ち始めたこともあり、その煽りを受けて次第に宜保さんもテレビからフェードアウトしていきました。加えて2000年代に入ると、デジカメや写メでの撮影が当たり前になり、心霊写真などは素人でも作り込むことできるようになってしまった。テレビからいっきに心霊番組が消えてしまったのです」

東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/280221 

▷「昭和の心霊番組」を代表する方々

ここでは、昭和の心霊番組における代表的な方々をご紹介します。
また、現存するYouTube映像のリンクも貼らせて頂きました。
「オカルトブーム」と称させる時代ではありますが、現在のように技術が高くなくアナログ主流な時代でここまで興味をそそる番組構成ができたのも、この当時の良さでもありました。

(1)新倉イワオ 氏
自らの心霊体験から、日本テレビ界初の心霊番組を企画制作し、日本テレビお昼のワイドショー「あなたの知らない世界」では解説を務め、宜保愛子を世に出したことでも知られる。日本心霊科学協会理事を務める傍ら、心霊パイオニアとして40年近くに亘るテレビ出演と50冊を超える著書を出版。

(2)宜保愛子 氏
1980年代にテレビで稀代の霊能者として取り上げられたことで一躍注目を浴びた。著書も多数出版され、ベストセラーも多数存在した。霊能力があるとして多数の信望者を生み人気を集めた一方、その能力について大槻教授をはじめとした科学者との真贋論争も話題となった。

(3)織田無道 氏
心霊番組だけでなく、バラエティ番組の企画などにも出演され、この時代では宜保氏と並ぶ知名度・存在感を持っていた。
晩年、これまでの番組演出はヤラセであったことを自らカミングアウトされる。

▷【山口敏太郎 ATLASラジオ】

オカルトネタをはじめとした様々なジャンルについて、豊富な知識と体験を元に語ってくれるネットラジオ番組です。おすすめ!

▷「令和の心霊関係 YouTube番組」3選

ここでは私がルーティンで観ている心霊関係YouTubeチャンネルをご紹介します。

(1)陰陽師・橋本京明チャンネル

(2)原田龍二の「ニンゲンTV」

(3)下ヨシ子心霊研究所

🟪エンディング

🔴IKBショッピング

書籍選:「オカルト番組はなぜ消えたのか 超能力からスピリチュアルまでのメディア分析」

1974年の超能力ブームに始まり、ユリ・ゲラー、ネッシーや雪男、80年代から90年代にかけてのノストラダムス、矢追純一のUFO、心霊写真、霊能力者・宜保愛子、そして2000年代のスピリチュアル・ブーム……。
1958年の「テレビ放送基準」以来、「迷信は肯定的に取り扱わない」と定めているにもかかわらず、なぜオカルト番組は熱狂的な支持とバッシングの渦のなか続いていたのか。
「謎」や「ロマン」を打ち出し、視聴者が半信半疑で楽しむエンターテインメントとしてオカルト番組が隆盛を極めたことを掘り起こす。そして、スピリチュアル番組へと移行して「感動」や「奇跡」の物語へと回収されることで、オカルトの内実(真偽)が問われ、終焉へと至った歴史的なプロセスを明らかにする。

🎵MUSIC★NOW🎵

今回は1980年〜90年代の夏を回想したのもあり、その時代の楽曲を中心にセレクトさせて頂きました。


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