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【イタリア写真】食べて泳いで ヴァカンス紀行②

昨年も来たアグリツーリズモという、
農業と宿泊施設が一緒になった場所へ。
一年後にまた訪れたいと思えた空間です。

去年の内容がこちら


レストランと宿泊施設、周りにはぶどう畑やオリーブ畑、森があるのみ。
道の突き当たりにあるため、車の行き来がありません。
それだけでも非日常の特別感があります。


14時に着いて、チェックインも行い、
最初にしたことが昼食です。

お腹が空いて空いて…

まずは、ハムとチーズの盛り合わせです。

生ハム、サラミ、ブルスケッタ、ブッラータなど。
上質なハムやチーズは、生産者と距離が近いのでしょう、
いつも食べているものとは格段に違う美味しさです。
噛むごとに味わいが増し、飲み込むのがもったいない。
これだけで満たされます。良かった2人で分けて。


続いてはパスタです。

夫はトリュフの入ったラヴィオリ。
私は梨とゴルゴンゾーラを包んだものを
クリームソースで和えた一品。
甘くてデザートのようですが、
新しい味と食感を満喫できました。

サラダを頼んでいましたが来ませんでした。
ちょうど良かった。


着替えてプールサイドへ。
日曜とあって、日帰りで泳ぎに来ている家族連れで賑わっていました。

子どもたちは飛び込み、大人たちはボールで遊び
ペチャクチャお喋りが止まりません。
なかなかリラックスはできませんが、
お腹がいっぱいで眠気が襲ってきます。

太陽が木々に隠れた19時過ぎ、
みんな夕飯のためにいなくなりました。

私たちだけの貸し切りプールです。
夫はひとりスイスイ泳いでいます。

こんな時、寝ていても誰にも何も言われないっていいですね。
家ならば、あそこを片付けて、あっちを掃除して、
洗濯物を…なんてやることがありますが、
何もしなくていい時間。至福の時。


昼食からダラダラ〜っと過ごしていても、
時間がくればお腹が空いてきます。
再びレストランへ。


なぜここに来たかったのかというと、
昨年夫が食べた、フィレ肉にピスタチオソースがかかったものが
忘れられなかったんです。

どうしてもそれを食べたいと思いここに決めました。

前菜やパスタは食べず、それを目指して一目散。
料理はすぐに来ました。


タターン‼︎


小さなフィレ肉にピスタチオクリームがたっぷり。
刻んだピスタチオもふんだんにかかっています。

さて、去年食べたものと同じ感動があるでしょうか…


Mmmmmmmm!!
Buona!!

コレコレッ‼︎ 求めていた味‼︎
あちこちでピスタチオソースのかかったお肉を食べましたが、
どれも期待はずれ。
この美味さはここにしかなかったんです。

やっぱり来て良かった。
でも、小さいから一瞬で消えてしまう…

また食べに来るしかないかな。

最後はドルチェで締めます。
ベテランのウェイターが作ったという
ティラミスを注文しました。

甘すぎないマスカルポーネクリームに、
ひたひたのコーヒーとのバランスが見事。
マスカルポーネに溺れたい


ゆっくり食べて満たされました。

少し夜のプール近くを散歩。


まん丸な月を撮りたいけれど、ぼんやり。
そこそこのレンズなんでしょうね。
シャッタースピードを長くしてみると、
流れるような雲が撮れました。

肉眼で見るより明るくはっきり。
カメラは鮮明に記録しますね。

今度は、電灯のない畑の間で星空撮影。
撮っている時はよく分かりませんでしたが、
露出を抑えて、コントラストを上げると、
肉眼で見えていない星までもが写っていました。

何ということでしょう。
いつも見ているものの何百倍もの星。
気づかないだけで本当は存在している。

もっと、あらゆることに関心を持っていたいです。
これを感じただけでも、ここに来た意義があるのかな。

今夜はゆっくり寝て、明日も一日遊びます!

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