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星空の下で眠る、インド・キャメルサファリ

ナマステ!
2016年の旅より

今日はインドで体験したキャメルサファリについて書きます。



出発の町、ジャイサルメールへ

まずはキャメルサファリの出発点、
ジャイサルメールへ。

インド・デリーの西側にあるラージャスターン州。
ジャイサルメールはその一番端の方に位置します。

インドの観光地の中でジャイサルメールが一番好き!
とっても美しい町なのです。

町の中央に城塞都市が築かれ、
その周りを砂岩でできた家々が取り囲みます。
その景色は圧巻。

夕日に照らされると黄金に輝いて見えることから、
ゴールデンシティとも呼ばれています。

中央にそびえる城塞


そのちょっと先へ行くと、
砂漠が顔を出します。

キャメルサファリはその砂漠で行われています。


いざ、キャメルサファリへ

私は宿泊先のホテル、Gaji Hotelが催行している
キャメルサファリに参加しました。

砂漠に1泊できるツアーで料金は1人1150ルピー。
※2016年時点の値段です。


4月後半で猛暑に向かう季節だったため、
完全にシーズンオフでした。

参加者は6人!
私と友達、カナダ人トラベラーのラファエル、そして韓国人男子3人。


出発はお昼過ぎ。

私がお世話になったラクダはバーブルー。
私の友達のラクダもバーブルー。

みんなバーブルーでしたw

それはさておき。


村の生活を垣間見ながら

ラクダに乗り、、揺られ揺られ
途中の村で休憩をはさみます。


Gaji Hotelはこの村にもゲストハウスをもっていて、
そこでの休憩。なかなか素敵でした。


そしてまた出発。

村を過ぎる途中、村の女性たちが
頭に銀色の水瓶をのせ井戸水を汲みにやってきた。

村からは10〜15分あろうかという場所。

汲みに来るのは小さな子供から中年の女性まで。
頭に瓶を2つも乗せている人も。

生きるために絶対必要な水。
手に入れるのは簡単ではないけれど、
小さな頃から毎日毎日井戸まで何往復もし、
水を運ぶ砂漠の女性たち。

私たちよりも何倍もたくましいと思いました。


これが砂漠か!

そんな村人の生活を垣間見ながら
ラクダに揺られていると

だんだん景色が砂漠っぽくなってきました!
砂地に木がぽつぽつ生えている。

"もうここ砂漠なの?"

"そうだよ"

"砂漠ってこんなに木とか生えてるんだ"

"心配するな、泊まる場所はザ・砂漠さ!!"


砂漠って聞くとアフリカのサハラ砂漠のような、
本当に砂しかない広大なものを想像するけど、

ジャイサルメールの砂漠は木がけっこう生えてました。


もっと先のパキスタンの国境近くまで行けば
なくなるのかなあ??

樹木の生える砂漠


そして、今晩の泊まる場所に到着!

確かに、木はちょっと少ないかも!
みんなで記念写真をパチリ。

夕暮れまでは自由時間で
サンダルを脱ぎ捨て、砂漠を歩き回ったり
砂で遊んだり。

夕日と遊んだり。

夕日を背にお気に入りの一枚
友達の姿も撮影
ラクダを引かせてくれた


砂漠の夜

夜は、同行のインド人が
火をおこし、ご飯を作ってくれ、
焚き火を囲んでご飯。

豆カレー、ご飯、大きなチキン。

エモいなあ

夜はみんなでお酒を少し飲み、2人ずつ組を作り、
真っ暗な中リレー競争をしました。(若い)

砂漠だから走りづらくて
砂に埋まって転んで足掻いて
抜かし、抜かされ大爆笑でした。

みんな子供の頃に戻ったかのように
駆け回り、笑い転げていました。

星空の下で


そして就寝タイム。

砂漠にシートを敷き、
その上にスリーピングバッグを置いて寝ました。

囲むものも遮るものも何もない。

月が出ていたので
あまり綺麗な星空は見えなかったけど

砂漠の上でそのまま砂の上で、
夜空を見上げながら寝るという
そのシチュエーションだけでも最高でした。

夜は肌寒くなるけど
スリーピングバッグの中で暖かく眠ることができました。


夜明け、出発

朝。

カランカラン、と
ラクダの首についたベルが鳴る。

砂漠に昇る太陽。

朝日に輝く砂。


ゆっくりと流れる時間。

旅先でしか味わえない
この雰囲気。

いい時間。


もう少しだけここにいたい。
もう少しだけ砂の上を裸足で歩いていたい。

そんな名残惜しさを残し
再びラクダに乗って
ジャイサルメールへ戻りました。


おすすめ宿、Gaji Hotel


今回のキャメルサファリを催行してくれた
Gaji Hotel、おすすめです。


韓国語ペラペラのインド人オーナーGajiさんが経営しています。
見た目はいかつめですが、とても温かく親切。

韓国人の宿泊者が多い宿で、
ルーフトップレストランでは韓国料理のキンパなどが
食べられます。

私はこのレストランのおかげで
インド料理で疲れたお腹が癒されました。
滞在中キンパばかり食べていました。笑


ラージャスターン旅の際には
ぜひ、キャメルサファリを!

それでは、また。


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