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好きな邦楽100(100-91)

好きな邦楽の曲を100曲選びました。
(マイルール:同じアーティストは3曲まで)

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。


100.Duvnova (Part 1&2)/テイ・トウワ('94)

はじめて聴いた歳:27歳頃('10年頃)
YMO チルドレン(YMO をリアルタイムで聴いて影響を受けた世代のアーティスト)を代表するようなテイ・トウワですが、私自身はまだこの1枚目のアルバムしか聴いたことがありません。
アルバムのラストに収められた10分以上にも及ぶ長尺の曲になっています。
ダブの音響にヒップホップのビートを絡めた不思議な魅力がある楽曲です。

99.Amai Seikatsu/テイ・トウワ('94)

はじめて聴いた歳:27歳頃('10年頃)
再びテイ・トウワの1枚目のアルバムより。こちらの楽曲では、ピチカート・ファイヴの野宮真貴をボーカルとしてフィーチャーしています。
こういうポップな曲もテイ・トウワの持ち味ですね。

98.Make Me Happy/MOMO('00)

はじめて聴いた歳:17歳('00年)
昔流行った「ポストペット」というメールを運んでくれるキャラクター・モモがケン・イシイのプロデュースで CD デビューしていました。
ケン・イシイというと、当時はもっとアンダーグラウンドなイメージだったのですが、こういう意外な展開がおもしろかったですね。ポップな曲ですが、細部に張り巡らされた音は、非常にケン・イシイらしいマニアックな音です。

97.THE CAPE OF STORMS/HYDE('02)

はじめて聴いた歳:22歳('05年)
ラルクアンシエルの hyde がはじめて出したソロアルバムに収録された曲です。ラルクは私の音楽の趣味ではないのですが、私の妻が大好きなバンドで、一緒にライブを観に行ったりもしました。
アルバムも何枚か聴いたことがあって、その中で、唯一ハマったのが、この hyde のソロアルバムでした。実際のところ、ラルクのサウンドとはかけ離れたイメージでヒットはしなかったそうなんですね。
でも、これがめちゃくちゃいいんです。どちらかというと、マニア向けのサウンドだと思います。この曲はストリングスと電子音、hyde のボーカルのバランスが好きですね。

96.ユメマカセ/SOIL & "PIMP"SESSIONS('17)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
SOIL & "PIMP" SESSIONS(ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ)は、'17年に放送された瑛太主演のドラマ『ハロー張りネズミ』の劇伴で知りました。そのドラマの主題歌がこれだったんですよね。
この曲では、RADWINPS の野田洋次郎がボーカルとして参加しています。ヒップホップ+ジャズのサウンドに、甘い歌声が乗る感じがすごくいいです。

95.どしゃぶりの雨の中で/和田アキ子('69)

はじめて聴いた歳:36歳('19年)
30代の頃にピチカート・ファイヴの小西康晴が選曲した和田アキ子版の『free soul』(ソウルミュージックのコンピレーション)を見かけて、聴いてみました。どの曲も良かったんですが、特にこの曲が良かったですね。
洋楽のソウルをベースにしつつ、日本独自のオリジナリティーも感じられるのがいいです。和田アキ子のボーカルもいいんですし、歌っても気持ちのいい曲です。

94.Peace/Calm('03)

はじめて聴いた歳:20歳('03年)
Calm(カーム)は、19~20歳の頃に知った「ジャズアンビエント」というジャンルのアーティストです。このアルバム自体は、インスト中心の作品なんですが、終盤に収められたこの曲では、ソウルフルな女性ボーカルをフィーチャーしています。まさに、ジャズ+アンビエント+ソウル的な楽曲で、いつの時代に聴いても、色褪せない魅力があります。

93.老いぼれ犬のセレナーデ/EGO-WRAPPIN'('02)

はじめて聴いた歳:19歳('02年)
エゴラッピンは、私が高校生の頃、まだインディーズだった頃から知っていました。
その頃、クラブ系の音楽を紹介する深夜の音楽番組(『Future Tracks』)があって、インディーズ系のクラブミュージックチャートの上位にエゴラッピンの曲が何週も1位にランクインしていたんですよね(のちにメジャーでも発売され、ヒットした『色彩のブルース』)。
『色彩のブルース』も名曲ですが、その他にもいい曲が多いです。この曲もその頃の1曲で、ブルース色が強いのが特徴ですね。

92.情熱/UA('96)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
UA はもちろん、中学時代から知っていましたが、ちゃんと聴いたのは、30代になってからでした。'90年代にヒットした曲ですが、これはもう歌もバックのサウンドもめちゃくちゃ好きです。
ただ、中学時代の自分にはこの音楽の良さはわからなかったでしょう。特に、このドラム、こんなにメリハリのあるドラムは、他では聴いたことがないと言えるほど、パワフルなんです。誰が叩いてるのか調べてみたら、打ち込みでした(笑)いや、こんなに生っぽい打ち込みのドラムってすごい!

91.Return/Sketch Show('02)

はじめて聴いた歳:19歳('02年)
はじめてリアルタイムで体験した YMO の活動で(厳密に言うと、細野・高橋のユニットだが、一部の楽曲に坂本も参加)、これは自分の人生史上でもめちゃくちゃテンションが上がりました。
この曲はアルバムの発売よりも先に公開されていて、『WIRE』(テクノのイベント)のコンピに収録されていました。なので、はじめてリアルタイムで聴いた YMO の曲が、こんなに尖ったサウンドで、ビックリでした。
今聴いても尖ったサウンドですね。この頃、もうお二人は50代ですから、やっぱりすごいなぁと思います。

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