見出し画像

好きな邦楽100(80-71)

※2500字以上の記事です。
 お時間のある時に
 お付き合いいただけると嬉しいです。

好きな邦楽の曲を100曲選びました。
(マイルール:同じアーティストは3曲まで)

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。

▼前回の記事はこちら


80.花ふぶき~愛だろ、愛っ。~/東京スカパラダイスオーケストラ('95)

はじめて聴いた歳:31歳頃('14年頃)
この曲は、その昔、永瀬正敏が出演する「カクテルバー」の CM 曲に使われており(このトラックの冒頭でも「愛だろ、愛っ」という声が収録されている)、子どもの頃に聴いたことがあった気もします。
しっかりと聴いたのは、'14年くらいのことで、その頃の私はテクノ系以外の YMO チルドレン(槇原敬之、THE BOOM)を聴き込んでいた時代で、スカパラもそんなバンドの一つでした。
スカと言うと、似た感じがするのが正直なところなのですが、スカパラの楽曲は、それぞれ違いが感じられて魅力的ですね。この曲では、日本っぽい旋律が出てくるのが好きです。

79.アオイアサガオ/Jazztronik('03)

はじめて聴いた歳:20歳('03年)
この曲は発売当時、地元のタワーレコードにご本人が来て、インストアライブをやっていました。たまたま居合わせて観たのですが、すごく良かったので、思わず CD を買ってしまいました。
当時はわかりませんでしたが、今聴くと、もろにサンバのリズムですね。
当時もボサノヴァは好きで聴いていましたが、サンバには馴染みがなかったので、新鮮に感じたのかもしれません。

78.かつて…。/EGO-WRAPPIN'('01)

はじめて聴いた歳:19歳('02年)
93.に引き続き、エゴ・ラッピンがランクインです。私がその昔に聴いたのは、シングル『色彩のブルース』に収められたライブバージョンでした。
たしか、ライブ版ではもっとストリングスが入っていた気がしますが、スタジオバージョンは、シンプルな感じですね。これはこれでいいです。

77.恋する心達のために/高畑充希('14)

はじめて聴いた歳:37歳('20年)
高畑充希の歌に惚れ込んだのは、'18年に観たドラマ『忘却のサチコ』(1話だけ歌唱シーンがある)、『おげんさんといっしょ』がきっかけでした。
「この人が演じるミュージカルを観たい」と強く思いました。
そして決定打となったのが'20年に公開された『ヲタクに恋は難しい』で、この作品を劇場で観た直後に、過去に発表されていたアルバムも聴きました。
この曲は、今回調べるまで知らなかったのですが、槇原敬之の曲のカバーなんですよね(もちろん作曲がマッキーだったのは知っていた)。
しかも、プロデュースは高野寛、演奏は THE BOOM のメンバーで、いずれも YMO チルドレンです。これまた、YMO 好きにはたまらない布陣でした。 

76.Fight for your heart/三浦春馬('19)

はじめて聴いた歳:36歳('19年)
この曲を最初に聴いたのは、三浦春馬自身が主演を務めたドラマ(『TWO WEEKS』)の主題歌としてでした、「歌、うまいなぁ」と思ってクレジットを見たら本人の名前だったので、度肝を抜かれたものです。
そして、その後に出演した音楽番組での生パフォーマンスでは、激しいダンスも加わって、さらに度肝を抜かれました。こういうサプライズも忘れられませんが、やはり、今聴いても、バックのトラックの完成度(私好みの打ち込みがバリバリ使われているタイプ)、歌のすごさが尋常ではなく、こういうのを「神曲」というのでしょうね。

75.Escape/MISIA('00)

はじめて聴いた歳:27歳頃('10年頃)
これは発売当時もテレビで聴いた気がしますが(ケンウッドのコンポの CM で使われていた)、しっかりと聴いたのは、20代の後半の頃です。
その頃の私はヒップホップも聴くようになっていたので、この楽曲を聴いた時は、「バックのトラックがもろにヒップホップじゃん!」と思いました。
MISIA もバラード系の曲に人気がありますが、こういうノリのいい曲が個人的には好きですね。いや、彼女の歌声ならば、どんな曲でも名曲になりますが。

74.Keep It Goin' On/三浦大知('06)

はじめて聴いた歳:32歳頃('15年頃)
三浦大知は、妻が先にハマったアーティストで、'15年にライブも観に行き、過去の作品も聴かせてもらいましたが、中でもこのソロデビュー曲が名曲過ぎて、ビックリでした。こういう名曲が大ヒットしないのが(それでもオリコン14位)、やはり、私が日本の一般的な音楽市場と相いれない部分なのだろうと思います。時代に関係なく、いつ聴いてもクールで、かっこいい曲です。

73.Struttin'/45('05)

はじめて聴いた歳:36歳('19年)
このアーティストは私も知らず、30代の頃に行きつけの美容室の店長に勧められて聴いたものです。これがめちゃくちゃかっこよくて、しばらく聴き込むことになりました。ジャンルとしては、ジャズとヒップホップを合わせたもので、ピアノで奏でられる主旋律のメロディーがいいですね。

72.真夏の奇蹟/THE BOOM('93)

はじめて聴いた歳:31歳頃('14年頃)
'14年頃は、テクノ系ではない YMO チルドレンをよく聴いた年で、THE BOOM もよく聴きましたし、最後のライブも観に行きました。
この曲は妻がお気に入りの曲で、先にカラオケで妻のバージョンを聴いて、「いい曲」と思ったんです(笑)この時代の THE BOOM は、民俗音楽などの要素も入っているんですが、その要素が強すぎずポップにまとめられているのがすごいんですよね。こういう曲が普通にシングルとして発表されて、それなりに売れていたのがすごいと思います。

71.Souffles H/Mondo Grosso('93)

はじめて聴いた歳:32歳('15年)
モンド・グロッソは高校生の頃から知っていましたが、CD を買ってしっかり聴いたのは30代になってからでした。電子音ももちろんいいですが、まだこの時代は大沢伸一のソロプロジェクトではなく、バンド体制の頃なので、生のサックスやフルートの音もいいですね。

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。