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誰にでもできるセンスの磨き方

あなたは自分に
センスがあると思いますか。

センスと言っても
いろいろありますね。

絵を描いたり、
写真を撮ったり、
レイアウトをしたり、
といったビジュアルのセンス、

人と話す時に
ちょっとしたユーモアや
言葉選びで感じさせるセンス、

あるいは、
スポーツなどの身体的なセンス、

あらゆるものに対して
「センス」という言葉が
使われますね。

ちなみに、私自身は、
センスに自信がありません。

絵は下手で、
ファッションにうとく、

多くの人を惹きこむような
会話のテクニックも
持ち合わせてはいません。

それでもどんな人でも
センスを磨くことは
できるのではないか、
とも思っています。

それではセンスを磨くためには、
何をしたらいいのか、
考えてみましょう。

細部までよく観察する

「センス」が指す範囲は
とても膨大で、
「これ」と限定することが
できないのが厄介なところです。

「センス」という言葉は
とても曖昧な表現なんですよね。

そこで、センスに自信がない
と思う人は、

逆に「センスがある」と思う
人やものを観察するのが
大事だと思います。

自分が、あるいは多くの人が
「センスがいい」と思う人やものは、

他と比べて、何が違うのか、
分析的に見るのです。

この時に大事なのは、
ぼんやり眺めるのではなく、
一つひとつの要素を
細かく見ていくことですね。

例えば、ファッションの
センスがある人は、

どんな素材のものを
どのような組み合わせで
着こなしているのか、

一つひとつの要素に
分解してみる必要があります。

ファッションであれば、
身に着けているものは、
一つなわけはないですから、

どれか一つの要素だけが
いいわけではないですよね。

どういうものを
組み合わせているか、

あるいは、それらを
どういう風に着こなしているのか、

とにかく、細かくくだいて、
理解していくのです。

また、衣服の場合は、
体形という要素も大きく
関わってくるでしょう。

センスがいい人のマネをしても、
その人と自分の体形が違っていれば、
同じ結果にはなりません。

そう考えると、
チョイスされている素材だけではなく、

その素材が置かれている
土台の方にも目を向ける
必要がありますね。

マネをする、アドバイスをもらう

センスを学ぶには、
センスのいいものを真似るのが
手っ取り早いです。

真似る際にも、
やはり、観察力が大事で、
対象となるものの本質を掴まなくては、

ただのパロディーのように
なってしまいます。

その点では、
その道に詳しい人に
アドバイスも得ながら、
実践してみるのが大事ですね。

「センスがない人」は、
こういった部分が弱いことが
多い気がします。

「真似る」ことが
「愚かなこと」のように
感じるようで、
苦手意識があるのかもしれません。

しかし、どんなにセンスのある人でも
最初からそうだったわけではなく、
周りからいろんなことを学んで、
そうなっているのに過ぎません。

ですから、
「センスがない」と思う人こそ、
謙虚な気持ちで、
他者から学ぶことが必要です。

センスを言葉に置き換える

ある程度センスが付いてくると、
自分なりに
「これはセンスがいい!」
と思えるものが増えてきます。

この時に、ただ「センスがいい」
と思っているだけでは、
自分の中には
何も蓄積されていきません。

そこで、大事になってくるのが、
その「センス」を「言葉」に
置き換える訓練です。

人は「言葉」で説明できて、
はじめて自分の中に
経験が蓄積されていきます。

「いい!」と思ったら、
自分の価値観でも構わないので、

「○○」が「○○」なので
「いい!」というように、
明確な言葉で分析を添えるのです。

それを積み重ねることによって、
あなたはセンスについて、
自分の言葉で
説明できるようになります。

つまり、ここまできたならば、
もうあなたは立派なセンスの先生です。

そのようになるためには、
あらゆることに興味を持ち、
それらを言葉で表現する力が
大事になってくるでしょう。

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