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優しい文章を書くコツは、漢字を「ひらく」こと。

仕事ではメールやチャットツール、プライベートではLINEやSNSを使うぼくたちにとって、「文章でやり取りする」スキルは必須だといえるでしょう。

その中でも、「親しみやすい文章を書ける」のは1つの強みになります。

仕事では取引先と良好な関係値を築けるし、プライベートでは友人や恋人(候補)との仲を深めるきっかけになるからです。


で、優しい文章を書くためにいちばん簡単なのは、「漢字をひらがなに変える」こと。専門用語では「漢字をひらく」ともいいます。

文章の中で、ひらがなの割合を多くしていく。これだけであなたの文章は優しく、親しみやすい印象になるはずです。


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ぼくが「開いたほうがいい」と感じるのは、こんなところでしょうか。


たとえば「僕↔ぼく」ですが、使い方によって読み手に与える印象が異なります。

「僕」と書いた場合は、なんとなく知的でクールな感じ。事実を淡々と伝えたい文章では、漢字表記がいいかも。

「ぼく」は少し幼く、威圧感がありません。自分の心情を描くエッセイや、読み手に寄り添った文章を書くときはひらがながいいでしょう。


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ビジネスメールでも「漢字を開く」は使えます。

たとえば、「誠に有難う御座います」なんてメールがきたら、ぼくは正直「とっつきにくい人なのかなあ……」と思ってしまいます。

本人にその気がなくても、メールを読んだ相手からは「固くて冗談が通じなそうな人」と思われちゃう。これって普通に損ですよね。


なのでビジネスメールでも、「有難う御座います→ありがとうございます」「宜しくお願い致します→よろしくお願いいたします」と、漢字を開くのがおすすめ。

ぼくも仕事相手に送る文章では、失礼にならない範囲で「ひらがなを多く」を心がけています。


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ちょっとだけ本題からそれますが。ぼくたちスマホ世代は、40〜50代と比べても「文章から雰囲気を読み取る能力」がかなり敏感になっている気がします。

TwitterやLINE、インスタのDMを使った「テキストでのやり取り」が基本なので、文章から相手の感情を察知する力が備わったのかなあと。


と、するとですよ。

スマホの予測変換に任せて漢字だらけの文章を送っていると、相手から誤解されちゃう危険性もあるわけです。「なんか不機嫌なのかな?」「この人、気難しそう…」みたいに。


なので、特段シリアスな雰囲気にしたい場合を除いては、「漢字を開いて」文章を送るのがおすすめです。

ビジネスシーンでもプライベートでも、優しい人だと思われたほうがおトクですもんね。


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