見出し画像

箱根駅伝備忘録② 〜復路を全区間観る方法〜

 ご無沙汰しております。なかなかnoteを書こうという気が起こらず、気づけば3週間近くも更新していませんでした。今日は、往路ゴールで終わってしまった箱根駅伝の、復路をゴールして終わらせてあげようと思います。

 私は往路を箱根湯本で終えると、そこで温泉につかったり箱根駅伝缶のビールを嗜んだりと、それはそれは旅行気分で一泊を過ごしました。翌朝、復路も箱根湯本からスタート。そして、区間変更のハプニングがあったりして、全区間を応援して回りました。

 往路はまさかの11位で終わるという想定外の結果に。速報用の記事パターンをいくつか用意はしておくのですが、何と書いてよいやら•••という感じでした。そんな、危機的状況から始まった復路。

往路が終わった時点で「事前に作成した時刻表とズレるな」と察し、先頭選手通過予想時間とは別に、東洋大選手通過予想時間を作成、乗る電車もそれに合わせて遅い電車を調べ直しました。

6区:宿は取れないが人は少ない

 6区の箱根湯本がどれくらい混雑するのか見当がつかず、6時くらいに起きて、準備をするとすぐ駅前に向かいました。

 でも、場所取りをしていたのは数人で、7時〜7時半くらいに行けば余裕な感じでした。芦ノ湖は無理でも、箱根湯本なら宿泊しなくても観戦に来られるかと思うのですが、あまりそういう人はいなかったみたいですね。

 箱根はそれはそれは寒くて、凍え死にそうになりながらエントリーの当日変更を見ると、もう、ひっくり返りそうになりましたよ。

 そう、復路は6区の今西くん、9区の定方くんは変更なし、大澤くんは当日変更で10区に入ると読んでいたので、9区に大澤くんが入ることを想定していなかったのです。もともと9区を飛ばして、10区で少しでも良い位置取りをしようと思っていたのですが、まぁやっぱり、大澤くん見たいじゃないですか(笑)。

(ちなみに、みこ姉さんは大澤くんが何区になっても対応できる。だって、自家用ヘリコプターがあるもんっ!)

 私は箱根湯本に宿を取ったのは年末でしたが、キャンセルだったのかたまたま一部屋だけ取れたという感じで、泊まるつもりなら早めの準備が必要だと思いました。芦ノ湖のほうはもっと壮絶そうですね•••。

 7区を見るためには、全部の選手の通過を待つことはできません。(noteきっかけで応援していた廻谷くんは、見られませんでした•••;;)箱根湯本で電車に乗ると、芦ノ湖にいたうちの編集長に遭遇。小田原まで一緒に下りました(笑)。

7区:観戦のときは大学応援グッズを身につける

 7区は大磯で見ました。追っかけ観戦でも全然混雑はしてなかったですよ。東海道線の同じ電車には青学大と東海大の選手もいました。彼らも追っかけ観戦をしていたようで、大磯で降りると往路の疲れを見せない走りで沿道へ去って行きました。私も走りましたが、付いていけませんでした(当たり前)。

 2列目で待機していたのですが、前にいた帝京大ファンの方が東洋大が来るタイミングで前列を譲ってくださいました。

本当に感謝しています。やっぱり自分が所属する(応援している)大学が通過するときは前で見たいし声もかけたいじゃないですか。こうやって、推し大学を身にまとうことで、心温まる譲り合いも起こるわけなんです。他にも、「東洋の学生さんですか?」と声をかけていただいたり、ファンの方や在学生・卒業生・関係者の方々との交流も生まれます。

8区:オイシい場面をどうしても撮りたい!!!

 8区は藤沢で15kmの給水を撮影しに行きました。8区は富士山バックの写真を撮ることもできるので非常に悩んだのですが、やはり東洋にとってはこの15km給水がオイシかったのです。というのも、給水担当が東京五輪50km競歩代表が内定している川野将虎選手。五輪代表からの給水はまさに力水ですよね。

 実は7区大磯から「藤沢を経由して」9区花月園前に行くには、相当タイトなスケジュールで、そうでなくとも藤沢からコースまでは距離があるのに、滞在時間15分(笑)。早歩きなら間に合うとかじゃない、走らないと間に合わないです(笑)。

9区:人間圧に耐えろ

 9区は花月園前で見ました。藤沢あたりから電車は激混みになってきます。まじ私の手足はどうなってもいいからカメラだけは守る心意気。

まじきゅん走り。

10区:追っかけで良い位置を取るのは難しい

 三田で降りようと思ったら田町で降りました。まぁ、どっちも同じようなものですが(笑)。選手が走る側の沿道はガチ組がいっぱい待機しているので、観戦はできますが写真を撮るのはちょっと難しい気がします。反対車線は空いてるんですけどね〜〜。
及川くん、1年生で距離の長い10区、そしてシード権争いのプレッシャーはキツかっただろうと思いますが、がんばりましたね。

ゴールとその後の報告会は先に待機していたPressメンバーに任せて、オンラインで情報を共有し合った箱根駅伝観戦の戦友たちと、新橋でカンパイして優勝しました。全部が終わると、気が抜けて本当に立ち上がれなくなりました。

 箱根駅伝の翌日は休みを取っていたのですが、夕方まで寝ていました。全区間観戦するのは可能か不可能かで言うと可能ですが、走れることが前提、電車ミスらないことが前提になってくるので『命削ったな』と思いました。

ご支援ありがとうございます。いただいたサポートは、取材時の遠征費用として使わせていただきます。