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「キミ、写真上手いね!センスが良いんだろう」←違うんだよっ!

「キミ、写真上手いね!センスが良いんだろう」←違うんだよっ!

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皆さん、写真撮ってますか?(ちなみにこのNoteで出てくる写真は、もちろん全部自分が撮ってます)

iPhone11もいよいよ、2眼・3眼になった昨今。写真を撮る技術は一種、この生活に必須なものの一つとなりました。

それで、自己紹介?ですが田舎にいる大学生です。

写真を趣味にしています。

自分でいうと”アレ”ですけどそこそこに上手だと思います。どうかはわからないけれど、地方のコンテストならよく優勝しますし、SNSも写真で4000,5000いいねくらいは何回かもらうくらい。

こういう場合、自分語りが一番恥ずかしいのでこの辺で。


それでよく言われるセリフがあるんです。

それが今回の

「キミ、写真上手いね!センスが良いんだろう」

うん。これ言われて嬉しい人もいると思います。

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でも僕は素直に喜べないんです。

もちろん、皆さん悪意があって言ってるわけではないんです!!

むしろ

「すごいねぇ、流石だわぁ。」

と思って言ってくれてるわけなんです。

「センスがいい」

これは僕がある種、最も恐れている一言であります。

程よく”自惚れている”自分にとって、一番悪意のないストレートパンチです。

自分には、「センスが無いから、、」だからこそアートの道には行かなかった。

いやそれでは語弊がある。

どうしても行きたかった道ではない。

それこそ程々に勉強も悪くなかった。その程度ができれば、貧困にあえぐ可能性は低いのが妥当だろう。だからこそ、敢えて博打を打たなかった。打てなかった。


むしろ、すこし”賢(さか)しい”高校生だったからこそ、

「アートで食えるのは一握り」

という現実を重く受け止めていたのだろう。

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でも人間ってのは、別にアートで食ってこうがそうでなかろうが、アートな生物なんだろう。


別にそこにさほどの未練がない。

「ただ人生のなかで、自分のアートを見つけるだけさ」

とある程度、斜に構えることも覚えた。



少し横道にそれた。本題に戻るが、

「センスがいい」

この言葉の破壊力。


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僕は、一年以上前に

「お前は、センスがよくないから、写真なんてやらないほうが良いんじゃないか?」

と言われたことがありまして・・。

いや、何も面と向かってではなくフェイスブック上でですが。

それでもその人とは、昔はよく馴染んでたわけで。

その人なりに、なにか思うところがあったんでしょう。


そして僕は思ったんです。

センスがない自分が、どうやって写真を続けていこうか。

と。

別に、超絶趣味なので無理に続ける必要なんかない。

でも僕にはどうしても写真が諦めるに惜しいと感じた。

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それで、すべて理屈でいいから、続けようと。

そうこうしてる内に、県内でグランプリに輝いたりして。

そう!この写真。

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あ、今まで読んでくれた方だと、フィルム写真をやっている人かなぁと勘違いさせてすみません。

フルサイズミラーレス担いで、バチクソ写真撮ってます。

ひたすら目コピ。

良いなと思った写真の要素を分解して、一個ずつ達成。

案外それだけだった。


それで、ある時点から徐々に言われるようになりました。

「キミ、写真上手いね!センスが良いんだろう」

ここまで読んでくださった方はおわかりでしょう。

そう「呪文」です。「呪(のろ)い文(もんく)」です。

むしろ、言ってくださった方は最大限の賛辞として言ってるわけです。

これはまた、この言葉と本質的に同じです。

「イケメンだね!」

そうだよ、ブサイクで悪かったな。

イケメンも素材そのもの全てがまるっとイケメンだったわけじゃない。イケメンはイケメンになるのだ。

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何が言いたいかというと、僕は執拗なまでにセンスを排除した、再現可能な写真を目指してここまで来たということ。

だから、それを総称して、「センス」がいい。元々写真が上手かったのね。感性が豊かなんだね。人とは違うんだね、私とは違うんだね。

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と言われるのが、悔しいのです。別に言ってくれた方々に何かを思ってるわけじゃない。むしろ、ありがたいからこそ、反論できないムズムズがあるのです。

実際、これ言われると、つい「でも、センスじゃないんですよ?これってやれば出来ることなんです。再現可能なんですよ!」

と言い返してしまう。

でも大抵、相手の頭上に?マークが浮かぶ。

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あぁ、これだと勉強が出来ない子にインテリが

「勉強はやればできる!」

と言ってるのと同じじゃんか。

(ぶっちゃけ実際そうかもしれないんだけどね。全て「やればできる笑」)


そう、ここで終わりなんです。

「キミ、写真上手いね!センスが良いんだろう」←違うんだよっ!

これで終わります。

ここで終了なんです。違うんだよっ!って思って、ここまでしか言えないんです。モヤモヤ。


誰か、僕の写真の全てを捧げるので、僕以上にいい写真撮ってくれないかしら。そしたら、写真はセンスじゃないって言い張れるかもしれないのに。


世の中に、似たような思いをしてる人っているのかしら。

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さいごに。

かなり自惚れ的だし、まだまだ写真の技術は身についてないと思う。というかそもそも趣味なので、上手いとか上手くないの話じゃないんだけど。

いや、もっと言うと理屈・理論で追い込みすぎて楽しくなくなってきたんじゃないだろうかとか。

常に平均点以上の写真を撮り続けることのプレッシャーが自分の奥底で常に監視しているような。あぁ、気持ちって大事だな、結局そういうことかぁ。

センスが良くなりたい!


さいごのさいごに。

読んでくださった方ありがとうございました。

2000字超え記事らしいです。

ちなみに初めてのNoteなので使い方分かってません笑

宣伝!

Webサイトやってます!Photolog書いてます!

この画像にリンク貼っとくね!

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ちなみに、デザインも写真もHTMLも全部手打ちの手作り感満載サイトなので許してちょ!

あとツイッター


あとあと!ホントの最後!

実は最初の方に出てきた、日付が印字されている写真はフィルム写真です。

自分の写真はLightroomでめっちゃ編集してキレイにしているので、最近は敢えてフィルム撮ってます。(ん?これもセンスを試してる?)

それで、今回フィルムっぽい写真はこれ!このカメラで撮ってます!

ジャンクカメラ箱から引き当てた

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FUJIFILM TELECARDIA SUPER DATE

2000円也(ぶっちゃけ、電池とかフィルムのほうがたけぇ笑)

note思ったより書きやすいね!

段落をEnterKey!でスライドする感覚が、ターンっ!!って感じで気持ちよ




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