ひたひたの

熱くも温くもない湯に浸かるような甘い夢

このまま溶けて仕舞えば良いのに

溶けた私は虹色の曲線を描いて

どんどん拡がって、そして薄まって消えて

そのまま夢の中の人がいい

目が醒めたら悲しいけれど

でもね

本当はここも夢の中なのかもしれないな

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ほろ酔い文学

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