アドベントカレンダー
アドベントカレンダーと言うワードを知った去年のクリスマス、覚えたてのインスタで地元でも買える事を知った。
しかし、ニュースソースが美容系YouTuberだったので、この時までアドベントカレンダーと言うのは何かしらの品が入っている引き出しの事だと思っていた。
(雑貨屋さんにも引き出しがついている木の家があった!)
なるほど〜!
紙のカレンダーならお試しに良いかな?
なんと言っても、男の子は喜ぶの?
毎日捲らないで終わったら悲しいね(;o;)
全く予測できなかったが買ってみた。
結果的には毎日開けてはいたが、出てきた絵の報告はすれど、とっても喜ぶ風でもなく…(笑)
そりゃあ24日間、毎朝ハイテンションも望んではいないのだが「まあこんな感じね〜」
と、1年限りのイベントだと思っていた。
ところが、11月末になりクリスマスツリーを飾り始めると、次男が「去年の…絵の…ペリってするやつやりたい!」と言い出したΣ(*゚艸゚*)
「覚えてたの〜?」
なんて嬉しくなって、さっそく購入。
ただし、お兄ちゃんはもう興味ないだろうなんて思って1枚のみ…
ところが、ケンカするほどお兄ちゃんも楽しみだったらしい…
最終的に奇数日と偶数日で分け、24日は二人で開けることで決着した(笑)
季節は着々と冬に進んでいると言うのに、気温は高く穏やかな年末。
このまま新年を迎えていくのだなあ〜
なんて呑気な我が家に、怒涛のインフルエンザフィーバー(2回目)が来た。
次男坊は8才。
さすがに40℃越えは堪えたらしく、丸2日間一切の欲を捨て、食べず飲まず、トイレにも起き上がれないほど寝付いた。
こうなると母は心配だ。
一口ずつでも水分を摂らせ、後ろから抱き抱えて薬を飲ませた。
そして抗ウイルス薬を吸入するために「吸ってー!吐いてー!」と産婆の如く掛け声をかけた。
まんじりともせず迎えた3日目の朝、初めて自ら声が出た
「カレンダー…持ってきて…」
まだ起き上がれず、大好きなアイスもいらないと言った次男が最初に求めた物はアドベントカレンダーだった笑笑
息子たちが大きすぎても小さすぎても、今年のこの面白くもあり愛しくもあるエピソードは生まれていない。
そして来年はどうなるかかなんて、親の私だってわからないのだ。
「歳を重ねる」すなわち
「日々を重ねる」
アドベントカレンダーの窓を1日1日開けているようで、実は命を重ねていっているのだなあと…
オー・ヘンリーよろしく感傷に浸った2023年のクリスマスとなった。
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