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ここではない所で私が生きている可能性がある話

先日、朝起きたらヘトヘトだった。

夢の中で、私はリアルに働いていた。
それは前職の看護師だったが、プラス子供にまつわる雑事も含み、夢の中でもあの日の様に怒りのパワーでエンジンを回していた。

トラウマかな?
眠りが浅かったのかな?

私の夢は面白い。

映画の様で、最後にクレジットが流れたこともある。
自分の夢にジーンと余韻に浸ることだって多々あるのだ。

起きてすぐに書き留めておけば最高の脚本だ!と思うが、たいていの場合目覚めてほどなく綺麗に忘れる。

さらに後日、

ママ友との雑談の中で
「あれ?あったよね?いや…そんな訳ないんだけど…。」
という、きつねにつままれたような出来事があった。

それはたまたま、私の甥っ子が肺炎になりやすく、そして私も今年は2回もかかったという話をしていた時だ。

遺伝的なものもあると思うが、若さにまかせて喫煙していたツケだろうという、懺悔の告白をしていたのだ。

小児喘息だったが物心つく前に寛解し、若気の至りで一本火をつけてから最後、長男妊娠発覚の「歓喜の二本線」を見るその瞬間まで喫煙していた。

30代で再発し、年齢を重ねるたびに呼吸器は弱いなあと実感している。

禁煙は10年を越えた。

なのにだ!

あの日以来一度も吸っていないのに、未だに「嗚呼タバコが吸いたい」と思う日があるのだ。

確かにタバコは私の体にとって害なのだ。
ただ、あの紫煙を燻らし、一息と共に心の澱も吐き出すあの作法は、一人で完結できる瞑想にも似た時間だったのかもしれない。

私だって分かっている。
一度でもまた手を出せば、絶対にやめられない事を。
残念だがもう妊娠もない。

二度と吸ってはいけない!

そんな決意を、死ぬまで抱えて生きる十字架を背負っているはずなのだ。

しかし、友人の「産後に夫のタバコを悪戯して数回吸った。それでも再び喫煙者にはならなかった」という話を聞いた時、

あれ?
私も吸ったな…確かに一本ではやめられなかった…

という記憶がぼんやりした霧の向こうに浮かんだ。

え?ちょっと待って?

と頭の中で、霧に目を凝らして追いかけるのだが、そのイメージは鮮明にはならず、なんとなく消えた。

実際には吸っていないのだ。
だが、なぜかその話にシンパシーを感じる。

これは…もしかして…パラレルワールド?


以前は夢の中でいつも行く街があったり、前も見た夢を見るなんて事もあったが、それはそれで深く考えたことはなかった。

パラレルワールド?なんてSF映画の話だと思っていた。

でも最近では、量子力学の本を読み、動画を見て見識が深まるにつれ「多分あるんだろうなあ」と思うようになった。

なんなら、パラレルの向こうの私はモクモクのヘビースモーカーなのかもしれないな。( ´Д`)y━・~~

だから呼吸器が弱るんだ!
決してこちらの私の老化や運動不足によるものでは無い!

なんて妄想すらしている次第(笑)

これがパラレルかどうかは誰にも説明できない。

けれども、私はそう感じて受け入れてみようと思っている。

そう!受け入れた今この瞬間、またパラレルを超えた。



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