先週、講談師　神田伯山さんのラジオで、伯山さんが興奮気味に語っていたレイ　リル　ブラックさんのこと。
日本人、法学部卒の才女、山口百恵が好き、厳格な家に育ち、大学を休学してドイツに行き、レストランでアルバイトしていたらAVに出ないかとスカウトされ、出たらヒットした……
今は世界的なポルノ女優だとか。なんと一年で3億円稼いでるという話。

伯山さんは彼女のSNSのフォロワーだったが、あちこちで彼女についてしゃべっていることがファンを通じてご本人に伝わり、「今では相互フォローだ！EDだった俺が！」と話してましたけど(グチや下ネタを言いまくる番組です)
みなさんは彼女をご存知ですか？
(noteで検索したらたったの一人しか書いてなかった)

私は初めて聞く名前で、ふと手元にあったノートにメモったんです。すぐ忘れてしまうから。
次の日、ノートに書かれた「レーリルブラック」という文字を見て思い出し、一体どんな人なんだろう？と興味を持って検索してみました。

検索して出てきたものだけでもかなり刺激的な画像、映像！！

海外のは、ぼかしがないから丸出しなんですね……
(次々とすごいのが出てきてしまいますから要注意！！安易に検索するとショック受けます)

インタビュー記事も読みましたが、彼女はポルノ女優を目指してたわけではなく政治家になりたかったらしい。
ビデオは誰も観ないだろう、一本だけ出ようと思ったら売れた。

仕事に選ばれたんだなあ、と思う。


日本のAV女優さんだとマネージャーやメイクさんがつくけど、海外はすべてメイクも自分、シャワーで使う石鹸など必要なものを自分で用意して仕事をするそうです。

ビデオって高額請求されるんじゃ……？と、怖くて数日再生ボタン押せずにいた私……笑。
でも、ここに書くからには見ないと中身がないと思い、勇気出して観てみたら、美しく長い髪、高級そうな黒いランジェリー、実際に履いてる人は生で見たことがない、高〜いヒールの黒くて艶のある長いブーツ。スタイルの良さ、色っぽさにびっくり。いやらしさより、いさぎよさを感じ、日本のAVのようなわざとらしさやロリコン感がなく、大人の女性として対等に楽しむかっこいい作品があり、(はじまりでは炎の向こうに彼女がいる🔥)  すげぇ！！と。

それを観たら、日本人女性のイメージである奥ゆかしさみたいなものをぶち壊してくれるような気がして、彼女のような女性が出てきてくれたことを誇りに思うし、
おしとやかであるべき、女性からは求めてはいけないみたいな、抑圧されたガチガチの根強い枠を取っ払ってくれるような、
堂々と美しくあっていいのだと自信と勇気を与えてくれるような。

文字どおり身一つで生きている彼女を応援したい！素直にそう思いました。
(神田伯山さんも以前あるストリッパーの方について熱く語っていたけど、「性風俗の世界で身体張って生きてる人への尊敬がある」と。)

学生時代に歌の先生に言われた
「ROMAちゃん、将来好きな人、結婚したいって思う人ができたらね、女性からでも、自分からいっていいと思うの。私たちの時代はね、そんなことはできなかった。でも、本当にこの人と思ったら自分から行きなさい。愛されるだけで選ぶと、相手の愛がなくなったときに悲惨よ。自分が愛すること。それが大事。私はROMAちゃんに幸せになってほしい。」

10代だったあの頃、荻窪の先生の自宅でレッスン中に言われた言葉、忘れられない。(あのとき60才くらいだったイブコ先生、今はお元気でしょうか。)

話はそれたけど……

レイリルブラックさんは、世界中のあちこちの国に住み、気持ちが高まったら仕事をするそうだ。
自由な人。自らを解放して、お金と自由を手に入れた人。


世界的に人気だってことは、需要があるってこと。だから売れる。
多くの人に彼女が与えたものは、きっと性的な悦びだけでない。

私には、彼女のように命をさらけ出してぶつかるものが書けるか、いまいちど真剣に考えてる。

ここで無料で書いてるだけなら、「空がきれいです」とか、耳障りのいい言葉を写真と一緒に載せていればいい。みんながやるように。
でも、もし本を出すなら、お金をいただくなら、心動かすもの、感動を与えるもの、解放するものを書きたいと純粋に思う。
そのために心を沈め、内なる声に耳を澄ませたい。

〜最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪〜