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AIのもたらす変化で生き残るためには

 AIを日々学んで思う事は、これからAIによる社会の変革は不可避だという事です。AIは画像認識や音声による自動筆記など今まで人が行っていた単純作業を大部分にわたり代替可能にします。それにともない、その部分の雇用がごっそりと消滅する事になります。では、黙って人は淘汰されるのを甘受するべきでしょうか?私はそうは思いません。以下、人が今後の変化に対応する方策を記します。

1. AIに出来る事、出来ない事を学ぶ

 これは、最優先です。敵を知り、己を知れば百戦危からず。AIは必ずしも敵ではありませんが、相手を知る事は初歩の初歩です。私が勉強を始めたのはそれが理由です。クリエイティブな領域では人に分があります。具体的には、人に共感する、マネジメントをする、伝わるように話をするなどです。カウンセラー、教師、臨床心理士、警官、取材記者などはAIに代替はされないでしょう。占い師などもこれに該当します。人の感情に根差した仕事は残ります。

2. 職人技を持つ
 ビジネスパーソンであれば、長く勤める事で経験値が蓄積されます。これは皆そうです。たとえば、私の場合は新聞のウェブ編集畑が長いですが、長くやっていると記者から送られてきた原稿を見て、固有名詞などの間違いがありそうな箇所が大体わかります。勘が働くといいますか、理屈で説明できるものではありません。    

また、より身近な例では、上司、同僚とうまくいかない方は、うまくいかなかった状況を経験できている。このとき感じたことを基に人にアドバイスするという事はAIにはできません。身体で経験した事を蓄積して他者に役立てるアプローチを探る事でAIに奪われない自分だけのポジションを築く事が可能です。具体的には自分の身体で得てきた経験をわかりやすく他者に伝えるスキルを磨く事が市場に評価されるスキルでしょう。

3. 夢を持つ
 当たり前ですが、AIは努力して理想を追求するといった事ができません。自分で目標設定し、理想の自分になる事はAIにはできません。AIが脅威ならばツールとして使いこなし、その上で自分が実現したい目標があれば、追いかける事です。このような人材は絶対に淘汰されません。人は頑張っている人の足を引っ張る生き物ですが、同様に応援する生き物でもあるからです。

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