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見てる人は見てる、伝わる人には伝わる

ペルー434日目(/61日目)、任地400日目(/53日目)。金曜日

協力隊生活半分が本日で終了。あと2か月。どんな時間になるかな。
日々があっという間過ぎて、いろいろ考えて決めた4か月という期間だけど、MAX居れたはずの半年にしておけばよかったかなという後悔をちょっぴりしはじめてる。

いつもそれなりに全力で、後悔ってあまりすることがないから久しぶりの大きめな後悔に自分でもどうしていいのかわからないのが正直なところ。迷いがあるからより迷うんだと思うし、やはり自分が決めた4か月をしっかりやり遂げようという結論に毎回至るけれど、名残惜しそうに現地の人も自分もなるときにやはりもっと居られたらと思ってしまう。時間がない、時間は有限。もっともっとここにいたいのに。

今日は元同僚にあってきた。2019年にペルーに初めて行った時からお世話になっていた人。最初は本当にコミュニケーションが取れなくて、私のスペイン語もおぼつかなくて、終始いい人だったけど、名の知らぬJICAという組織からなぞに来たボランティアに対して信用されてないのがよくわかった。

いい人なのはわかっていたし、自分にとって一番最初に関わる人だったから時間をかけてコミュニケーションをとっていって、少しずつ距離を縮めて行くことができた。ちゃんと報告して、自分の役割も言葉で説明して、相手が困ったときに自分なりにサポートした。時間がすごく必要だったけど、8か月くらい経って信用してくれるようになって、今は本当にいい相談相手になった。

ペルーから緊急帰国したのちに日本で過ごしている間にも何度か連絡をくれて、今回はるばる私がここに戻って来れたことをとても喜んでくれた。本当にいい人。彼は今や私がもっとこの町で頑張ろうと思える大きな存在になってる。

そんな彼に3年弱ぶりに会ってきた。ほとんど変わってないけど、親密度が増した気がする。いろんな話をしてくれて、私の活動についてとてつもない理解を示してくれた。(…あと2か月しかない、この少ない時間で何ができるだろう)と自分は焦っているけれど、彼が「2か月あれば種が植えられる最初の一歩を踏み出せる、だからどんどんやっていきな」って言ってくれて、2か月しかないと悲観してないで、どんどん進んでいこうと思えた。

4か月しかない自分のふがいなさが、相手が期待してくれる分とっても申し訳なくて、でも期待してくれるからこそ、たった4か月でもここにきて活動をしてくれることを喜んでくれる。私はもっと前を向いて未来をみてぐんぐん進んでいくべきなのだと改めて勇気づけられる。

JICAのニュースを見て、配属先のFacebookを見て、私のFacebookも見て、私がこの3年間何してきたのかも知ってる。それもまたうれしくて、そういう味方ができたことがとても幸せだと思う。

見てる人は見てると、伝わる人には伝わると、人はよく言うけど
実際報われないことも多々で、(…いや本当かよ?!(言葉悪い笑))って思うこともあるけど
やはり実際に見てくれる人がいて理解してくれる人がいると、本当にそうなんだと信じることができる。
たしかにこれはただの慰めの言葉でしかないけど、でも実績のある言葉だとも思う。

きっと一生懸命頑張ってるあなたのことも見てる人は見てる。伝わる人には伝わる。だからもしその環境を信じきれるなら、あなたがいる場所があなたを「消耗」する環境でないのなら、心配しないでいい。

心配しないでいいんだよと、昔の自分に、そしてなにより焦りまくる今の自分に伝えてあげたい。

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