いくら

ただのいくら / ひとりごとと本のこと / 日々を生きるなかで言葉を整えたくて、はじめ…

いくら

ただのいくら / ひとりごとと本のこと / 日々を生きるなかで言葉を整えたくて、はじめました。

最近の記事

  • 固定された記事

わたしがこのnoteをはじめた理由

とにかく毎日に変化がなく、この現状を打破したい気持ちと裏腹にどこか無気力な感覚に、日々を埋めてきた。「ぜんぶ流行り病のせい」にしてしまえれば楽だけど、そうじゃない部分もきっとある。 また、それと同時に自分の言葉がうまく口に出せないようになってきた。時と場合によっては問題ないけれど、肝心なときに限って出てこない。思考が止まり、感情だけが前に出て、「この時間をどうしたら良いのだろう」とだけ考えるようになる。 そんなぼんやりとした暗闇の中で、ふと知人に進めてもらったこの本を読み

    • 積み上がった本の山はいままでの私の軌跡でもある

      間も無く引越しを迎える我が家。 ひとまず生活に影響がないところから、ということで本棚を整理し荷造りを始めることにした。 普段はなかなかじっくりと見ることがない本棚。 いざひっくり返してみると、いろんな気づきがあって面白い。 特にビジネス書は仕事の影響で手に取ることが多いので、「この本を買ったときは、あの仕事をしていたな」「この分野に興味があったんだな」と、まるで今までの私を記録するかのように本棚にいてくれたのである。 ところで夫もかなり、というか私の何倍も本を読む人なの

      • ゼロから何かを生み出してみたい気持ちに辿り着いたきっかけ

        8月、次の作品を探しに本屋へ繰り出した。 ビジネス書ではなく、小説でもなく、エッセイのような「やわらかい」作品を読みたい気持ちでいた。 ちなみにこの「やわらかい」というのは、私の中でビジネス書の対極にあるものを表現する時に使っている。ビジネス書でも文体が易しいものもあるかもしれないが、そういうことを言いたいのではない。 さて、本題に戻ろう。 そんな私の慣れないエッセイ探しの旅は、とある棚の一番下にある作品に出会うことでひとつの目的地へと辿り着いた。 「一生のお願い」とい

        • 毎年秋になるとちょっぴり元気がなくなる私

          「なんか、今の仕事のままでいいのかなあ」 2021年,2022年と、9月という月は私にとって「キャリアに悩む時期」になっていた。本当に偶然にも、9月。思えば、新卒1年目の9月にも、やや落ち込み気味だったように思う。 なんでだろう?と思うと、1月から1年を走り出し、いろいろ仕込み始めて、4月ごろからグンと加速し、7月からまた新しい期が始まって一区切り、8月をなんとか走り切って、9月。仕事的にはずっと同じペースで忙しいんだけど、気持ち的にひと山超えて、血糖値スパイクみたいにな

        • 固定された記事

        わたしがこのnoteをはじめた理由

          とにかく飽き性なわたし

          新しく趣味を始めても長続きしない。 きっとそんな悩みを持つ人は、この世の中に先輩たちがたくさんいる。 今年あたらしくはじめてみて長続きしなかったことがいくつかある。 イラストを描く推しがいる界隈には神絵師と呼ばれる方々がたくさんいる。そういう人たちまでなろうとは思わずとも、簡単なデフォルメ絵を描けるようになりたいと思った。「Procreate」というiPadでイラストを描くためのアプリも購入して、ブラシをあれこれと試して、そんな時間も楽しかった。がしかし、練習も1週間続い

          とにかく飽き性なわたし

          文章は短くたっていい

          noteのトップページでいろんな人たちのnoteを見ていると、何スクロールもするような長文を書く人たちがたくさんいる。 たっぷりの文章で思うこと・感じることをたくさん書いていてすごいなあ、とかどこからそんなに湧き上がってくるんだろうなんて思う。 でも、本当に価値のある文章は、別にそれが長いか短いかに左右されないし、価値云々以前に自分が書きたい分だけ(それが例え短くたって)書けばいい。 たったの1スクロール分しかない私の文章も、書き続ければいつか本1冊分ぐらいになる。そう

          文章は短くたっていい

          「仕事が楽しくない」という感情への恐怖

          みなさんは「仕事が楽しくないな」と感じたことはありますか? 働いていて、苦しいこと・難しいこと・辛いことなんてたくさんありますから、きっと読んでくださっている方の中にもいらっしゃるんじゃないかな、と思っています。 世の中TwitterやらSNSやらをみてみると、元気ハツラツに壁に立ち向かい、苦難も楽しんでいる人が大勢いる。そういう人たちを見ると「仕事が楽しくない」という状況にいる自分、なんかやばくね?という感覚になる。 隣を芝生を見ることは、あまりいい作用をもたらさない

          「仕事が楽しくない」という感情への恐怖

          推しがいると毎日が輝く

          「はいはい」 と自分でも思わず言いたくなるタイトルをつけてしまった。だがしかし、このnoteを開いてくれた人は、心のどこかに思い当たる節があるのではないだろうか。 今日、アニメやらアイドルやらの話を同僚とする機会があった。あっという間に時間がすぎ、気づいたらあっという間に1時間が経過する。こんな風に、「何かを好き」という気持ちは人の心をあっという間に繋いでしまう。 推しを見て自分自身が楽しむ、という意味で日々が楽しくなる側面はもちろんのこと、誰かとその気持ちを共感するこ

          推しがいると毎日が輝く

          ひさしぶりに爪を彩ったら、日々が楽しくなりそうな香りがした

          朝、不意にネイルをしたくなって、ベースコート・トップコート・色モノひとつずつ購入した。元々楽器を演奏するので爪は深爪気味だしどうせネイルしても削れるし...ということでネイルは全く興味がなかったのだけど、流行り病下で楽器も演奏しなくなってしまったので、やってみよう!となった。 午後は爪磨きから始めた。ベースも色モノもトップコートも全て乾くのを待たなきゃいけないので、思っていたよりも時間がかかった。うまく塗れたり塗れなかったりで、出来はとてもいいとは言えない。はみ出てるし、ム

          ひさしぶりに爪を彩ったら、日々が楽しくなりそうな香りがした

          「文章を書く」 という救い

          noteのアカウントを作った翌日。その日は「何か感じたら、何か思ったらここに書いてみよう」と頭の片隅で思いながら過ごしていた。ただのいくらとして、自由気ままに書くことができるということが心を軽くしていた。 自分から言葉を絞り出してみる習慣は、例えインターネットの中であったとしてもトレーニングになるような気がしている。オンライン上で少しずつ出していくことで、いざ自分の口から何かを発したいとき、助けになってくれる。 「アウトプット」というそれっぽい横文字に囚われず、「何者かに

          「文章を書く」 という救い