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iLEAP初の高校生プログラム「毎日グローバルユース・未来のリーダー育成キャンプ」

iLEAP創立から11年、数々のプログラムをやってきましたが、
ついに高校生プログラムをローンチしました!

「毎日グローバルユース・未来のリーダー育成キャンプ」 は、最先端のリーダーシップ教育を中心とした1週間の高校生プログラムです。

グローバル社会の中で活躍する未来のリーダーのために必要なコミュニケーション力問題発見問題解決力を身に着けるためにデザインされています。

リーダーシップセッション、イノベーションを推進する企業や団体への現場訪問、経験を学びに変えるリフレクションの3つの要素で成り立っています。

第1回目の「毎日グローバルユース・未来のリーダー育成キャンプ」、日ごとの内容を詳しく紹介します!

1日目

シアトル到着 → ウェルカムランチ → オリエンテーション

無事iLEAPスタッフと空港で合流し、電車に乗りiLEAPオフィスへ。高校2年生の彼は、高校生のうちに起業を目指していることから、リーダーシップに興味を持ち始めたそうです。初めて一人で来る海外でドキドキもある中、「新しいことに挑戦できるのが楽しみ」と話していました。

ウェルカムランチは、オフィスがあるパイオニアスクエア(Pioneer Square)のピザ屋さん「MOD Pizza」で。既存メニューから選ぶか、自分で好きなトッピング(好きなだけ選べる!)でマイピザを作ることができて、その場で焼いてくれます!たくさん食べ、たくさん話し、お互いの色々なことを知ることができました。

2日目

チェックイン→セッション→マリナーズ試合観戦

2日目の始まりは、「チェックイン」から。「チェックイン」は自分の気分や状態を認識し、みんなで共有する時間です。自分や周りの人の状態を知ることで、その日のお互いの気持ちを思い合ったコミュニケーションや接し方を取れることを目指します。

Keiさんとのセッションでは、Learning for Transformationを紹介。iLEAPではCommunity AgreementsというiLEAP独自の「同意書」があります。限られた時間の中で、変化に繋がる学びを得るために必要なのは、学びを受け入れるマインド。「オープンな心とマインドを持つこと」「間違いを恐れないこと」「"I" statementで話すこと」など、8つのステートメント(心得)が書かれています。

セッション後、チャイナタウンの広場でランチを食べ、いざマリナーズの試合へ!マリナーズは逆転勝利をし、アメリカンな雰囲気を思い切り楽しみました!

3日目

チェックイン→セッション→インパクトハブ交流イベント→ブリットセンター→ワシントン大学→リフレクション

この日もチェックインから始まり、Brittによるリーダーシップスタイルのセッションを受けました。自分の「リーダーシップ」を絵にしてみたり、9つのリーダーシップスタイルの中から自分に当てはまるスタイルをグラフ化するアクティビティなどを通していろんな角度から自分のリーダーシップを探していきました。

午後のサイトビジットは、世界で最も環境に優しい建物と呼ばれる「ブリットセンター(Bullitt Center)と、名門ワシントン大学を訪問しました。ブリットセンターでは、ビル内の地熱を使った冷暖房システムや、雨水の再利用システムなど、最先端のサセステナブル(持続可能)技術を見せてもらいました。

4日目

ゲイツ財団→シアトルセンター→パイクプレイスマーケット

この日は、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツが妻メリンダと父親ゲイツ・シニアと設立した世界最大の慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」の活動を学べるビジターセンターを訪問しました。

世界の社会問題における団体の取り組みについて知るだけでなく、訪れた人々がアイデアを創造し、共有できるインタラクティブスペースも体験できました。

この日のリフレクションは、天気も良かったのでシアトルのスペースニードルの麓で行いました!プログラムも後半に入り、これまでの発見や気づきがいろんな形で繋がって、学びに変わっているのを感じました。

5日目

マイクロソフト ビジターセンター→タコマコミュニティカレッジ

この日は朝からマイクロソフト本社のあるベルビューへ!マイクロソフトの敷地は大学ほど大きく、オフィスではなくキャンパスと呼ばれています。最新のソフトやテクノロジーを実際に体験できるビジターセンターで、社会問題を解決するためのAI技術についても学ぶことができました。

午後は、KeiさんとBrittのリーダーシップセッションを受けに、タコマコミュニティカレッジ(TCC)へ。TCCで留学をしている北九州市立大学出身の大学生25名と交じり、リーダーシップを発揮するグループアクティビティに参加したり、みんなでそれぞれが持つリーダーシップについて意見交換をしました。もちろん、セッションは全て英語です!

6日目

スターバックスリザーブロースタリー→ファイナルプレゼンテーション→卒業式

プログラム最終日は、スターバックス発祥の地であるシアトルのスターバックスリザーブロースタリーでゆっくりとした朝を過ごしました。一週間を振り返り、楽しかったことや難しかったことがたくさんあり、一週間という短い時間でいろいろな経験談が増えました

午後はインパクトハブに戻り、インパクトハブの交流ランチに参加しました。家庭料理を通して世代間交流の機会をつくるモバイルアプリの開発などをしている現役大学生の社会起業家グループと直接会話することもでき、ネットワークを広げる場となりました。

プログラムの最後は、参加者のファイナルプレゼンテーション。一週間で学んだこと、そしてその学びを日本に持ち帰り、今後どう活かしていくのかについて、英語で発表してくれました。リーダーシップに対する考え方が広くなり、かつ深くなったことや、自分の思いを相手に伝えられるコミュニケーション力を手に入れたこと、そして日本に帰っても成長できる部分を見出せたこと、をみんなの前でシェアしてくれました。

卒業式には彼のホストファミリーも招き、全員で彼の1週間をお祝いしました!彼もほっとした笑顔で、修了証を受け取っていました(^^) 

【プログラム参加者のインタビュー】

最後に

iLEAP初の高校生プログラム。高校生ならではの発想や、気づきがとても新鮮で、スタッフとしても毎日非常に面白かったです。今回参加してくれた生徒も、「一週間では足りなかった、あともう一週間欲しい!」と言ってくれましたが、本当にあっという間に過ぎました。短い、長い、とか期間にかかわらず、一歩外に踏み出すだけで、学びや成長のチャンスを呼び寄せるんだ、と改めて感じた一週間でした。


8月は、3週間の大学生向けプログラムグローバルリーダーシップ」が始まります! 
期間中の様子は、随時フェイスブックインスタグラムにアップしていくので、ぜひ いいね! & フォローしてください!


文:ゆう(インターン)

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