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雨と鼻血の日々

亡き愛猫ジェイクをlineスタンプにした。

どうやら10人ほどがダウンロードしているらしい。
マイスイートキャットジェイク、永遠なれ。

世界vs俺

雨が降ると通勤電車に乗らなければならない。あの湿気、密閉感、温度、見知らぬ他人と身体をすり合わせる異常さ。冬でも体中から冷や汗がでるし、あまつさえこの時季は顔から体まで全身が雨に打たれたように汗で濡れる。自分から異臭が立ち昇る。今日なんて鼻血が吹き出し目眩と頭痛で堪らず途中下車しなければならなかった。もうこれは心身症レベルなのかもしれない。いや、私は正常だ。電車が間違っているのだ。狂っているのは俺と世界のどっちだ?

幸村誠『プラネテス』第四巻

世界vs俺、そんな気分で電車に揺られている。

おもしろい記事

私の知能はギフテッドとされるレベルではないが、自ら希望して閉鎖病棟に入ったエピソードに共感した。わかる。現世は情報が多すぎるんだ。

考えること

考えてもしょうもないことばかり考えている。例えば神義論についてとかこないだ食べたラーメンは美味かったとか。私のダイエットへの強い意志はどこへ行ったのだ。ああ、罪だ。あの味は罪だ。私に罪を犯させる。

わたしの内に、すなわち、わたしの肉の内には、善なるものが宿っていないことを、わたしは知っている。なぜなら、善をしようとする意志は、自分にあるが、それをする力がないからである。
すなわち、わたしの欲している善はしないで、欲していない悪は、これを行っている。
もし、欲しないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの内に宿っている罪である。
そこで、善をしようと欲しているわたしに、悪がはいり込んでいるという法則があるのを見る。

ローマ信徒への手紙7-18~20

つまりラーメンを欲しているのは私ではない。私の肉がラーメンを欲しているのだ。私にはダイエットの意志はあってもそれを実行する能力がないのか。ああカップ焼きそばも美味しいですずるずる。マヨネーズかけます。びゅるびゅーマヨビーム。

考え事をしたり美味しくご飯が食べられたりするくらいには元気だ。

流浪の学徒

大学院へ通うことになるかもしれない。分野は神学。突拍子もない方向へ人生は進む。
大学は法学部だったので俗か聖かの違いはあれど似たようなもんだといえば似たようなもんだ。
しかし大学をすったもんだの末に中退しているので、あれこれ手を尽くして大卒レベルの学識があることを証明しなければならない。
仮に卒業したら私の学位は学士を飛ばして修士になるのだから相当に変なことになる。

花攻勢

馴染みの花屋でほぼ開ききっているからと大量に花をオマケしてもらう。私の上半身が隠れるほどのボリュームがある。おそらく数日で散ってしまうだろう。〆て650円也。
ただ華やかなのはいいが散らかり気味な部屋と相まって乱雑な印象を受ける。掃除をしよう。私の繊細な美意識が傷付く。

イルとうほぐ弁

すげーおもしろいので記録。
私は奈良弁と京都弁を判別できる程度には軽めの方言マニアだ。
方言の面白さとは人工的に作られたいわゆる標準語にはない、つまり標準化され得ない言語のプリミティブな美しさにある思う。その美しさを感じさせる面白いコンテンツだ。
もちろん標準語にも美しさはあるのだけど、言語には本来多様な美しさがある。

起きると骨壷

元妻の家で起きるとまず骨壷が目に入る。愛猫ジェイクである。それは部屋の角に収めるように置かれている。なんとも妙な気分で目覚める。

駈込み訴え

太宰治の「駈込み訴え」を何度目か読み返す。天才だと思う。

茶の湯のすすめ

友人と会食。
なんでも最近は茶の湯に凝っているらしくお茶の先生のところに毎週通い、茶器を求めて骨董屋で一喜一憂しているのだとか。
20代の頃から若年寄だったがいよいよ年寄りじみてきた。私の友人はやや変わった趣味人が多い。
しかし面白そうな趣味だと思った。

その店はご飯がやたらと美味しい店であれこれ食べていたら今月前半のお小遣いが飛んでしまいぴえん。

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