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家が家出するよ…♡

たのしい気分になるものを読みたいなー、と思ったら、角野栄子さんの本を開くというのが選択肢のひとつです。
新作を読みましたよ。

これは、とってもおもしろい設定でした。
…。この表紙の緑色のおばあさんがザザさんなのですが、いつも文句やマイナス発言をしているおちゃめなおばあさん。そして、もうひとりの主人公がおうちです。ーザザさんが住んでいるおうち。

毎日ザザさんの小言をきかされ続けてきたおうちは、ある日、「家出する!」と言います。…!!

この設定って、新鮮ですよね?!
家に不満があって、引越したいな、と思う人間ってよくあるパターンだと思いますが、家のほうに見限られるとは…!!びっくりやっほーヽ(^。^)ノという感じです。

まあまあお待ちよ、と間に入って?くれるのがお月さま。お月さまが1章ずつ、おもしろいお話を聴かせてくれる構成になっています。

お休み前の癒しの時間にぜひお読みくださいな。

児童文学館もオープン

角野さんといえば、いよいよ、児童文学館もオープンしましたね!
みなさんは行かれましたか?
わたしはできたら年内に行きたいなーと思っているのですが、実現しますかどうか。

隈さんの建築も見どころでしょうが、可愛いカフェやおみやげ屋さんもあるので、ぜひのぞいてみたいですね。👀

角野さんのテーマカラーの『いちご色』の建築。いちご色の壁に囲まれるのはどんな感じか、気になります。

魔女のテーマカラー

”MYテーマカラーを持つ”というのは、角野さんが20代のブラジル移民時代に出会ったお友達の影響ですね。クラリッセという魔女のようなお友達…彼女が素敵に揃えていたみどりの食器が、当時の角野さんにはひとつの魔法のように映ったようです。以前にクラリッセのことを書いたのがこの記事です↓


ー目の付け所が天才の感性ですよね。
わたしもテーマカラーを持つなら…なんて、想像してみてしまいます。

わたしの自慢のひとつは、これまでに角野さんからのお返事のおはがきを3枚いただいたことでしょうか。。ファンレターを出していたら、『ちゃんと読んでますよ』って返してくださいましたよ。(#^^#)
みなさまもぜひ、お手紙出してみてくださいね。児童文学館にも角野さん宛てのポストがあるそうです…💌


角野さんのテーマカラーのいちご色のお写真お借りしました。今回もどうもありがとうございます。☆彡



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