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0990 安倍さんのような外交は 岸田首相にはできないと思う理由

何かにつけ批判される
岸田首相ですが
本人が自負する「外交」でも
バラマキ外交とか
米国の言いなりなどと
批判も少なくありません

批判する人の多くは
安倍さんを基準にしてるので
可哀そうな気もしますが
でも、あの民主党内閣と
比べたら遥かにマシです

では、安倍さんのような
国際社会で大きな存在感を
示せるような外交が
果たしてできるでしょうか?

答えは「否」です
能力や性格の問題もありますが
一番大きな理由は
外交とは文字通り
「外」で頑張ることですが
そのためには「内」のことを
任せることができる存在が
あって初めてできるからです

安倍さんがあのような外交で
大きな成果を上げた陰には
菅さんという存在がありました
安倍さんがあれほど「外」で
活躍できたのは菅さんが
「内」のことをしっかりと
やってくれていたので
足元の不安がなかったからです

今の岸田首相のまわりには
菅さんのような人が不在です

このことは他分野でも
歴史を振り返ってみても
外向けにリーダーシップを
発揮した人の傍らには
有能であるだけではなく
自分が前に出る事を抑え
No2に徹し「内」を
任せることができる腹心が
必ずいたと思います

あまり知られていませんが
「外交の天才」でもあった
豊臣秀吉には「内」を支える
実弟である秀長がいましたが
天下統一と時を同じくして
秀長を病気で失った後は
「内」で揉め事が絶えず
秀吉の迷走や暴走が始まります

今は見る影もない
中日ドラゴンズの黄金時代
落合監督が采配に専念できたのは
森繁和コーチという
内を任せることができる
名参謀がいたからです

そういう視点から見れば
自分も有能でありながら
「玉木を総理大臣にするのが
 俺の仕事」と語る
榛葉幹事長という存在がいる
国民民主党の玉木さんが
次のリーダー候補の
ダークホースかもしれませんね

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