感想文:物語 北欧の歴史―モデル国家の生成

この本は武田龍夫氏によって執筆され、中公新書から出版された。著者である武田氏はストックホルム大学留学し、在スウェーデン大使館、外務省北欧担当官、在デンマーク大使館、北欧文化協会理事長と北欧における外交のプロフェッショナルと伺える。

 今回、この本を手にした理由は、端的に言えば日本の外交戦略において北欧が大きなモデルの一つになるのではないかと考えたからである。北欧といえば、汎スカンディナヴィア主義

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悠仁さまが秋篠宮家の「家庭教師」半藤一利に問うた難しい質問 | FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/53220

太平洋戦争の経緯や戦後についての貴重な証言です

アメリカを恐れないイラク

■イラクの強気
 イラク戦争でイラクは敗戦。イラクは屈辱に耐えていたが、今度は風向きが変わった。イラクのビジネスはアメリカと対応にまで回復。

米エクソンのイラク油田交渉が膠着、イラン情勢も影響
https://jp.reuters.com/article/usa-iran-iraq-oil-idJPKCN1TM2RO

■軍事力が基本
 国際社会では軍事を背景にした外交が基本。これは商売・宗教も

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孤立主義とイデオロギー外交(2006)

孤立主義とイデオロギー外交
Saven Satow
Nov. 23, 2006

「外交官が『そうです』と言う時は、『おそらく』という意味であり、『おそらく』と言う時は『いいえ』という意味であり、『いいえ』と言う時は、外交官ではない」
ヘンリー・ルイス・メンケン

 ホワイトハウスは、2006年12月4日、ジョン・R・ボルトン国連大使が来年1月の任期切れと同時に辞任すると発表します。彼の発言には、

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トランプ大統領はアメリカ第一主義ではない孤立主義だ

■攻撃を受けるアメリカ
 イラクでアメリカ軍が駐留する基地がロケット弾攻撃を受けた。さらにアメリカ企業の石油施設がロケット弾攻撃を受けた。損害は軽微だがトランプ大統領は反応しない。さらにアメリカ空軍の無人偵察機グローバルホークが革命防衛隊により撃墜された。

 トランプ大統領はイランを批判したが、革命防衛隊による誤射だと発言。これではトランプ大統領がアメリカ軍将兵を軽んじている証だ。

イラクで石

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アメリカは強国ではなくなった

■決断できないトランプ大統領
 6月17日になった。この段階でトランプ大統領イラン空爆を決断していない。つまりトランプ大統領は世界のリーダーでは無いことを意味している。強国は決断で世界を導く。だから世界のリーダー。

 トランプ大統領は世界の同意を求めることを撰んだ。これは多数決を選ぶ議長。トランプ大統領はアメリカを世界のリーダーから議長に落とした。地位低下である。

■覇権を失うアメリカ
 強国

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トランプ大統領はイラン空爆を決断するのか?

■トランプ大統領の発言
 トランプ大統領はタンカー攻撃でイランを批判した。私見では歴代大統領としては反応が遅いと感じます。だがトランプ大統領が決断することとは別の話。トランプ大統領はイランに動きがあるから空母打撃群をイランに派遣した。だが攻撃をしないから今回のタンカー攻撃が発生したとも言える。

米大統領、タンカー攻撃巡りイランを非難 中国・EU自制呼び掛け
https://jp.reuters.

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「もらい事故」ならぬ「もらい戦争」のリスクが高まる外交は失敗だと考えます。選挙でカッコつけたり、憲法を変えたり、武器を買ったりする理由にしてはいけません。しかも大統領にまでハシゴを外されて。忖度されても忖度するのは苦手なんでしょうか。

外交政策が失敗する理由(2018)

外交政策が失敗する理由
Saven Satow
Sep. 30, 2018

「小時期は最良の外交政策である」。
オットー・フォン・ビスマルク

 「地球儀を俯瞰する外交」と豪語したものの、安倍晋三首相は外交において成果を六に挙げていないことがようやく世論にも認知されてきている。「外交」ではなく、「観光」や「社交」との揶揄もある。これだけの長期政権でありながら、外交成果があまりに乏しい。それは尋常

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