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#17.Moonrise Kingdom (2012)【偏愛的映画のすゝめ】

最近コンビニ食を買うことが多く、ダメだなーと思う今日この頃。

第17回は線対称要素が詰まりに詰まったウェス・アンダーソン監督作品、『ムーンライズ・キングダム』です。
2012年、アメリカ、94分。

誰もが心を奪われる、ハッピーで愛おしい、小さな島の大冒険!ウェス・アンダーソン監督が贈る珠玉の作品。1965年、ニューイングランド沖にある島で、12歳のサムがボーイスカウトのキャンプから脱走した。1年前、島の教会で彼は同じ歳のスージーと出会い恋に落ちた。それから1年に渡る手紙のやりとりを通して、密かに駆け落ちの計画を練っていたのだ。2人がいなくなったことに気づいた大人は大慌てになり…。

この作品を端的に表現すると、、、

温かくてお洒落なコミカル映画


お馴染みウェス・アンダーソン監督の作品。僕としては、この作品でウェス・アンダーソン監督の映画スタイルが完全に確立されたのではないかと考えています。

特徴的なのは、線対称の構図がかなりふんだんに盛り込まれていることではないでしょうか。同監督の他の作品と比べても線対称要素を強めに感じます。そのため映像がコンパクトかつお洒落に仕上がっています。

ストーリーは子供たちが主人公ですが、それを取り囲む豪華俳優陣が織りなすコミカルなヒューマンドラマにも注目です。

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