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パンチャカルマのその後

パンチャカルマを終え、
日本に帰国し、
インドでは年末感0のところから、
買い出し行けば正月感満載で、どこも混雑。

カルチャーショック。


サロンは31日まで営業しているけど、
私は27日に帰国してから、来年1月7日までお休みにしている。

パンチャカルマのあとは、少しづつ日常に戻していく生活をしていく。
15日間は十分に気をつけて。
さらに3ヶ月かけて少しっずつ、少しずつ日常に戻す。

この、
「日常」
「少しずつ」
って、具体的な言葉ではないけれど、

アーユルヴェーダを学んでいるとつかめるニュアンスではある。

でもでも、わたしは「やってしまった」

パンチャカルマ治療がおわり、
3ヶ月分の薬が処方され、食事や生活法の注意点のアドバイスを頂く。

食事に関しては、パンチャカルマを受ける前と後では明らかに違うので、細心の注意で準備している。

しかし、自分の一日の動き方にさほど注意せず、
家族のいる環境で、
旦那さんは年末忙しくてお疲れモード、冬休みの子どもたちを連れて、買い物やお出かけ、
などをして動き回った2日間。

たった2日間。

今朝、背中に僅かな痛み。
右腰に違和感。
左手首に痛みがあることに気づいた。

パンチャカルマでは、
私は毎日2回のアビヤンガとスチーム、
ヴィレーチャナと
6日間のバスティ、
薄味、菜食の規則正しい食事、
朝晩の瞑想、
自分の時間。

体も心もゆるゆるなっていく。

オイルで外から中から満たされ、細胞レヴェルで組織が緩むので、
治療中には重いものを持ったり、
運動は禁止、
なるべく喋らない、
動き回らない、
消化に注意。
と、意識を自分に集中させて、ドーシャを乱す行為を避けて過ごしていました。

自覚あるものからないものまで、
蓄積ドーシャを排泄しやすい環境の中での治療を行う。

それから治療が終わり、
帰国してからの環境の違いに、
そして、一ヶ月ぶりの家族との再会に調子に乗って、
なんならウキウキで食事を作ったり、片付けしたり、ぶんぶん動いてしまいました。

これぞ、やっちまった。

そして、今朝の症状。

朝からオイルマッサージと入浴。
野菜スープと小さなおにぎりを食べて、ゆっくりしながら過ごします。


新年をこの清々しい気持ちで迎えられるだけで幸せ。
正月準備は最小限に。
(年越しそばやのッペくらいはつくろ♡)


パンチャカルマは、
大治療です。
切ったり、取ったりしていないけど、
大手術をしたのと同じ。
1ヶ月入院して帰って来たのです。

体と仲良くすること。

これは肉体を持って生まれてきた以上避けられないこと。

5000年前にアーユルヴェーダが誕生したその起源は、
人間が「苦」を持ち始めたときから。
人間が食べ過ぎはじめて、欲や争いが始まった。とも言われている。

目に見えない微細なエネルギーは肉体とマインドを繋いでいて、
もろに環境の影響を受ける。

整え、バランスが取れることで、はじめて、
自分からブレずに「出来事」に振り回されないでいられるのだと思う。

アーユルヴェーダ パンチャカルマは私の知らなかった私を見せてくれた。

今の私が気持ちいい。
でも、もっと気持ちいい私がいる。
まだ私が味わったことのない私がいるんだ。

今の私に想像もできない私の世界があるって思う。

だから。これからこも
細心の注意で気持ちいい私を維持していけるようにしたいな。



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