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組織やチームについて、最近おもうこと(2)

書き始めると、書きたいことが浮かんでくるものですね(笑)。
前回は、2021年度の私の挑戦「組織やチームに所属すること」について書きました。今回は、実際に組織やチームの一員になって活動したことで感じた「何事も、諸行無常が基本なんですね」について書いてみようと思います。

少し昔話から

学生の頃は、「諸行無常」は「平家物語」の冒頭の一節で、テストの回答として「絶え間なく変化し続けていること」とか「永遠に変化し続けること」と答案用紙に書いていたと思います。しかしながら、「諸行無常」を生活の中で実感することは、たぶんありませんでした(少し自信がない…)。

ところが、大学院を修了し、企業で働きはじめてからは、「諸行無常」を感じることが一気に増えました。

  • お客様の要件や要求が、急に変更になった

  • 頼りにしていた仕入れ業者さんが廃業した

  • 組織改編で部署が合併し、会議形式が変わった

  • 3か月で派遣社員さんが、AさんからBさんへ交代した

  • 楽しく取り組んでいた業務から、担当替えになった

書き出してみると、当たり前のことばかりで恥ずかしい気がしてきます。

常に変化していくもの

久しぶりに組織やチームに所属して活動したことで、私自身はどんなことに「何事も、諸行無常なんですね」と強く感じたのか、考えてみました。
例えば、下記のようにまとめることができます。分類方法にも、私の価値観が出るようですね。

  • 世の中

  • お客様

  • 組織やチームの中

  • あなたと私

組織やチームでの活動と並行して、個人ベースの活動も継続していますが、個人のときは「祇園精舎の鐘の声が聞こえる…」とか「諸行無常ね…」とはあまり感じていないことにも、書きながら気が付きました。書くって素晴らしい(笑)。

世の中・お客様

この半年くらいで、世の中は、新型コロナウイルス感染症との向き合い方に一つの目処が立ったという印象があります。遠く感じていた世界が、グッと近づいてきた、人の移動が格段に多くなったように、私は感じています。

それを受けて、お客様の活動にも様々な変化が見られました。具体的には、オンラインでの打ち合わせから対面式あるいはハイブリッド式の打ち合わせへの移行がありますが、停滞していた営業活動が、とにかく活発になったエネルギッシュになったと私は感じています。

もう一つ、変化として感じていることに、「苦手なことだから、手伝って」と頼ってくださるお客様や、「応援しているから発注します」というお客様に出会うことが増えたというものがあります。なんとなく、取引の仕方や発注先の選び方にも変化があるようです(一般的かどうかは不明です…)。

組織やチームの中、あなたと私

これは何と言っても、DXの活用が一気に進んだように思います。
連絡手段としてのDXだけでなく、DXを活用して組織力の強化を図ろうとする意識を強く感じています。

私は、正社員で企業に勤めていたときにも在宅勤務をしていましたし、今はフリーランス同士の繋がりで活動することが多いので、コロナ前から Zoom や slack、 chatwork、Messenger、dropbox 等、好むと好まざるとに関わらず、各種ツールを使っていました。

DXが組織やチームに何をもたらすのか、正直なところ全く掴めていませんが、コミュニケーションナレッジマネジメントのやり方に影響を及ぼしていることは間違いありません。

もしかしたら、捉え方が逆なのでしょうか。一番根っこにあるのは、「なんとかしてコミュニケーションをよくしよう風通しのよい組織をつくろう支えあえるチームをつくろう」という意識であり、結果としてのDX活用なのかもしれません。

組織やチームに所属していても、いなくても、毎年一つずつ年齢を重ねていく、少しずつ老いていくという意味では、私は常に変化しています(笑)!

組織やチームに所属することで、私の中に生まれた思いの中で、一番興味深いものは「もっとよい組織(チーム)にしたい」という思いです。これが、その時の組織(チーム)の状況や私自身の疲労度、忙しさによって、「何がなんでもよくしたい!」~「傍観」まで、上がったり下がったり、目まぐるしく変化することもあれば、割と一定に保たれることもありました。

私の中にある「思いの強さ」も、常に変化し続けるものでした。これは以前から知っていたのかもしれませんが、改めて言葉にすることができました。

まとめ

つらつら書いてきてしまい、どうやってまとめたらよいのかわかりません!
むう。どうしましょう(笑)。

書く前に思っていたことは、「組織やチームとその周辺環境は常に変化していくものなのだから、変化を前提にした組織づくりや組織運営が大事なんだろうなぁ」ということです。

書きながら心に浮かんできたことは、「できるだけ変化による影響を小さくしたい」とか「変化を乗り越え、以前と同じようにしたい」と考えることは苦しそうだということ。「変化を受け入れ、変化に合致した組織内コミュニケーションをデザインし続けよう」と考える方が、無理がなさそうだし、より気持ちよく働けそうだということです。

今回は、ここまでにして、また書きたくなったら書こうと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました(^^)/

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