和菓子で繋がった『縁』と『えん』
わたしの趣味はカメラで写真を撮ること。
カメラ歴は一年半と短いが、少しずつ撮れるものが増えていって嬉しく楽しくカメラ生活を送っている。
カメラ以外にも、食べることが好きで。
甘党のわたしは、実は和菓子も大好き!
高知では有名な、松鶴堂さんの和菓子が大好きで今年も祖父の法事にお供えしたくらいだ。
そんなご縁がキッカケで、わたしは『野点』にお呼ばれされた。
茶道というと、マナーが厳しいイメージで敷居が高くて。無知な私が行って良いものかと尋ねたところ、気軽に来てくださいと仰っていただいた。
そして、カメラ撮影の許可もいただき撮らせてもらったのだ。
『お写真が趣味ですか?目の前で、お茶を立てましょうか?』
ご住職が、そのように声をかけてくださり私は趣味のカメラで逆光に悩まされながらも楽しく撮ることができた。
こんな機会は滅多にない!
そう思って、山あいの小さな田舎町まで行って。
写真を撮らせてもらったことがキッカケで、わたしの写真を住職に見てもらうことになった。
こんなことがキッカケで。
この寺で行うイベント撮影の依頼を受けることになったのだ。
『こんな素人が撮って良いものか。』
とも悩み、今の自分の状況を素直に話しました。
機材だって充分ではないし。はっきり言ってしまえば、わたしよりも腕の良いカメラマンはいるわけで。
わたしじゃなくても良いのではないか、とも思った。
だけど、わたしが撮った普通の写真に好感を持っていただけたようで、このような話がきたのである。
『まさか、こんな展開になるだなんて!』
正直ビックリしているし。
こんなトントン拍子で、話がすすんで虫が良すぎるが私は『学びの場』として、この依頼を受けることにした。
対価なしの、ボランティアでの撮影!
イベント自体、NPO法人主催のため関係者は皆ボランティアとのことで私もボランティアでの参加として手を挙げた。
依頼されたとき、カメラマンはどう対処するか?
ただただ、写真を撮ってデータを送るだけなのか。
それとも、依頼者の要望を聞いて撮影に向かうのか。
あなたなら、どんなふうに撮影しますか?
わたしなら、後者だ。
ちゃんと、その人たちの想いを汲み取って写真に収めたい。
ただ単に撮る写真は嫌だなと。気持ちのこもってない写真は好きじゃないなと。
たまたま偶然、足を運んだことで全く知らない人たちと知り合って、このようなお話しをいただいて。
わたしも、また『写真』と向き合うことを真剣に受け止めて切磋琢磨していきたい。
#カメラのたのしみ方
突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪