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【小6の給付金の使い道】


ついに、ゲーミングPCが我が家にやってきた。

10万円を使える権利獲得交渉まではこちらでお伝えした通りだが、その後、猛勉強の末、100点を9枚(漢字テストは難易度が高いため1枚で2万円とされた)そろえて、無事に10万円使う権利を獲得。ところが見積をしてみると10万円では予算が足りないことに気づき、誕生日とクリスマスを前借りという一計を案じたところで、ぼた餅現る。祖母(私の母)が、給付金を孫たちに分けてくれることになった。

購入に際しては、私と夫だけでは知識不足でどうにもならず、PCを自作する
友人が力を貸してくれた。長男が作った購入リストのチェック、でもやっぱり自作PCは経験がないとリスクが高いとのアドヴァイス、とても助かった。

最終的にパソコン工房というお店でカスタマイズのパソコンを注文。友人が、長男のセレクトをチェック。電源はGoldにグレードアップした方が良いとか、CPUクーラーの性能は大事だとか、SSDのレベルを確かめてくれたり、もう私には理解不能だったが、長男に直接伝えると、ふむふむとわかった様子。友人には感謝しかない。

ネット注文も可能だが、ここは母がひるんだ。注文に自信が持てなかった。パソコン工房に金沢店があることを知り、店頭でもオーダーが可能か確認すると「できますよ」と。しかも、店頭で受け取りにすると送料がかからないとのことで、長男には朗報となった。

店頭に出向くと、店員さんが丁寧に対応してくれた。セレクトの内容を確認し、注文。すると、Line登録で1万円の商品券がもらえるとのこと。ここは、母も協力して登録。これをマウス購入に充てる秘策を店員さんと考案し(単に次の日に買いに来るということだが)、店員さんも配慮してくれて、マウスも同時に取り寄せることにしてくれた。

注文してから営業日で4週間かかるはずが、少し早めにできあがり、先週半ば受け取りに行った。その足で、ドスパラというお店に行ってモニターを購入。保証のところで少々手間取り、なんと、破損保証の990円は次男が支払うことで決着した。長男がためらっていると「じゃ、それは僕が払うよ」と。次男らしい。

そして次の日、もう一度パソコン工房に行き、マウスを購入。その際、ネット接続をどうするかを店員さんと相談すると、親機と同じ室内であれば無線も有線もさほど変わらないとのアドヴァイスを受ける。当初有線を考えていたが、どうしても床の上を線が這う状況が耐えられず、無線キットを購入した。

これでグッズはそろった。

家に戻ってセットアップ。ロフトで使われなくなっていた座卓を長男が自ら下ろしてきて、パソコンとモニターとキーボード、マウスを接続。始めにノートンをインストールして、それからいよいよゲームアプリをダウンロード。3時間かかって終了。ここまでほぼすべて長男が自力で完遂した。

設定に手間取ると、ヘッドフォン越しにPCユーザーの友だちがああだこうだと教えてくれる様子。最初マイクが機能しなかったけど、友だちから設定の変更を教わり、無事に使えるようになった。

「スゲエ! 画面ヌルヌルだよ〜」

もはや母には何を意味しているのかわからないが、きっと良くなったと言うことだろう。

そしてついに、兄弟2人で同時にそのゲームができたとのこと(次男はSwitchでプレイ)。次男はお兄ちゃんとプレイできてとても喜んでいた。

コロナの給付金のお陰で、子どもたちがお金の使い方を学ぶ機会を得た。自分で使う権利を獲得し、自分で何を買うかを決めて、使う決断をする。

ここnoteでいつも書いているが、子どものやりたいをサポートする、子どもの自主性に任せることをいつもできるだけ心がけている。事の大小にかかわらずと常に思ってきたが、今回は少々私にも覚悟が必要であった。私が小6の時は、10万円なんて大金を使うことなど想像できなかったが、今時の子どもたちはちがうのか? 市場に還元し、子どもたちの将来につながる使い方をしたということで、この贅沢買い、温かく見守っていただければと思う。

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