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【自転車教習を受けるか否か・・・】


新学期早々、長男が持ち帰ってきたお便りは、自転車教習について。

中学校への通学を見据えて、学校にて州主催の自転車教習が10月の下旬に行われるとのこと。そして、それには、「自分の自転車」が必要と書かれています。費用も別途かかります。

自分の自転車? 1年の滞在でもあり、学校も中心街も近いので自転車を買わずに過ごしている我が家。長男の自転車もありません。

長男に「どうする?」と聞くも、「一度3年生の時に受けてるよ。お金かかるし、そもそも自転車ないでしょ?」とのこと。自転車があれば受けたいかと聞いても、なんとも浮かない顔をします。親に気を遣っているんだろうか?

なんだかかわいそうになって、次男のクラスで、長男より一つ下の学年に息子さんがいるママさんに、不躾を承知で、自転車教習の時に自転車を借りられないかと聞くと、最初ちょっと驚いたような顔をされましたが、喜んで貸しますよと言ってくださいました。

長男の同じ学年のママさんからは、中古の自転車を買ったら良いよとアドヴァイスもいただきました。

それでも、長男はあんまり乗り気ではない感じ。

母は心配。もし、クラスの中で受ける人がほとんどで、自転車教習が授業時間中に行われ、受けない長男がひとりぼっちになるようなことがあったら、哀れな思いをするのではないか。しかも、理由が自転車がないから、だったとしたら。

そこで、今朝、先生に自転車教習について
・例年、どのぐらいの生徒が受けるのか?
・自転車教習は授業時間中に受けるのか?受けない子はどうするのか?
と質問をしてみることに。

すると、先生は丁寧に答えてくださいました。
・昨年は、35名の生徒が受講(約半分強)。受けない子もいる。
・教習は、1回につき8名ずつで行われる。その8名は、授業を抜けてプレイグラウンドで教習を受ける。残りの生徒は通常の授業を受ける。
従って、教習を受けない子が寂しい思いをすることはない。とのこと。
そして、大事なことは、交通ルールや乗る際のサインを学ぶとのことで、英語力が必要とされることでした。まだ英語力が十分でない長男には、なかなか難しいかと。

それを聞いて長男も納得し、受けないことに決めました。

結論を出すまでに、中古の自転車をネットで探してみたり、どんな風に教習が行われるのだろうと想像してみたり、どうやって先生にお尋ねしたら良いのだろうと思案したり、他の人の自転車を借りることに夫は賛同するだろうか(一時帰国中なので)と思ってみたり、母、頭フル回転でした。

日本では、パパッと聞いてさっと決められることも、交渉や質問の準備に時間がかかって、大変ですね。でも、訊いて、納得して結論を出せたので良かったです。

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